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キャサリン妃の10年 メイクで見る“美しき変化” 女子大生から未来の王妃へ
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結婚生活の初期 濃いめのメイクでパワフルな印象
2011年4月29日のロイヤルウェディングを経て、ついに始まった夫妻の結婚生活。初期の妃は、よりドラマチックなメイクを選んでいるという。
アデヌガ氏は、妃が結婚直後の公務でより濃いめでスモーキーなアイメイクだったことを指摘。「アイライナーやマスカラもより濃くなり、ダークブラウンとモーブのアイシャドウでとてもパワフルな印象を作り出していました。『私は真剣です』と訴えるようなルックです」と述べている。
庶民から王室へ、しかも結婚相手は未来の国王。「生半可な気持ちではない」と、メイクを通じて周囲はもちろん、自分自身にも語りかけていたのかもしれない。同紙の別記事では、同紙の別記事に登場したボディランゲージの専門家も、ロイヤルウェディングの様子には前向きな覚悟が感じられると語っていた。
そして現在 未来の王妃として向かう姿とは
そして現在。10年の間に長男ジョージ王子と長女シャーロット王女、次男ルイ王子という3人の子どもに恵まれ、今や幸せ家族のお手本だ。
だが一方では、ウイリアム王子が父チャールズ皇太子に続いて国王に即位する日も確実に近付いている。妃も必然的に、“未来の王妃”として見られる瞬間が増えてきた。
アデヌガ氏によると、近年の妃はエリザベス女王といった上級王族からインスパイアされているという。メイクの面でも明らかなようで「彼女(キャサリン妃)の肌はより白くなり、メイクはマットになりました。アイライナーとマスカラはさらに濃くなっています」と指摘した。
そんな妃の変化を象徴する場面はおそらく、4月17日に執り行われたフィリップ殿下の葬儀だろう。「ローラン・ムレ」の黒ドレスに、エリザベス女王のコレクションである4連パールのチョーカー「ジャパニーズ・パール・チョーカー」を着けた姿は、その圧倒的なエレガンスで大きな話題を呼んだ。
中でも、車中からベール越しにカメラを見据えた一枚は、英国版「ヴォーグ」の元編集長である英ジャーナリスト、アレキサンドラ・シャルマン氏も絶賛する素晴らしさ。ここに“未来の王妃”を見たファンは多かったようだ。
年齢とともに変化する顔。そこには、歩んできた人生が反映されるともいう。妃は年齢と置かれた立場、果たすべき義務をその都度しっかりと見据えながら、年代ごとの美しさを見事に表現してきたといえる。来年の1月には40歳を迎えた後も、美しさの進化は間違いなく止まらないだろう。
(Hint-Pot編集部)