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キャサリン妃 “王妃の顔”をのぞかせた葬儀での一枚に称賛殺到 「彼女を迎えられて幸運」
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英国中が悲しみに包まれた今月17日、73年にわたってエリザベス女王を支えてきた王配、フィリップ殿下の葬儀がしめやかに執り行われた。その際に撮影されたキャサリン妃の写真が大きな話題になっている。
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葬儀会場へ向かう道中で撮影された、珍しいカメラ目線の写真
注目を集めているのは、キャサリン妃がウイリアム王子とともに、葬儀会場であるウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂に向かう途中に撮影された一枚だ。妃は黒い車の中から窓の外に力強い視線を向けている。
英国版「ヴォーグ」の元編集長である英ジャーナリスト、アレクサンドラ・シャルマン氏は、英大衆紙「デイリー・メール」に対し、この写真を絶賛するコラムを寄せた。
シャルマン氏は「写真はまれに、レンズの前にいる被写体の単純な姿よりも、はるかに大きな何かをとらえることがある」と切り出し、今回の妃の写真もまた「そんな写真の一枚だ」と綴っている。
実は、妃は公務中などにカメラを向けられた際、決して目線を向けないことで知られている。感情を表に出さないというロイヤルの掟を守り、視線は外したまま常に美しく微笑んでいるのだ。シャルマン氏によると、この所作は「どうやらフィリップ殿下からのアドバイスによるもの」で、「目で訴えかけることよりも彼女の行動に注目がいく」ためだという。