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ヘンリー王子と王室の関係は“完全崩壊”との見方も 専門家2人が父と兄の心境を証言

著者:森 昌利

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ウイリアム王子、ヘンリー王子、チャールズ皇太子【写真:AP】
ウイリアム王子、ヘンリー王子、チャールズ皇太子【写真:AP】

 ヘンリー王子がフィリップ殿下葬儀により緊急帰国した際、英メディア上ではキャサリン妃の計らいにより兄ウイリアム王子や父チャールズ皇太子ら王室メンバーに「許された」との報道も流れた。しかし、後日談に目を通すと、3月の暴露インタビューによる波紋はやはり大きかったようだ。特に皇太子とウイリアム王子は今も「憤然とした気持ちでいるはずだ」と、王室専門家2人が揃って主張している。ウイリアム王子夫妻の公式SNSは結婚記念日だった先月29日、一家団らんを楽しむ家族の動画を公開。ヘンリー王子の「父と兄はとらわれの身」発言を暗に否定するかのようだった。

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関係を修正したいならインタビューでの波紋を「解決してから」

 英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が掲載した記事によると、英大衆紙「ザ・サン」の元王室編集者チャーリー・レイ氏と同「デイリー・ミラー」の王室編集者ラッセル・マイヤーズ氏は先日、英ラジオ局「TalkRADIO」の番組に出演。ヘンリー王子とチャールズ皇太子とウイリアム王子の溝について証言した。

 まずレイ氏は「ロイヤルファミリーが人種差別主義者の巣窟であるような発言をしておいて(家族との関係が)、元通りになるはずがありません。ウイリアム(王子)とチャールズ(皇太子)が今後、ハリー(ヘンリー王子の愛称)に心を開き、迎え入れることは決してないでしょう」と語り、王子夫妻と王室の関係が完全に崩壊していると主張した。

 続いてマイヤーズ氏は、残った王室メンバー全員が「一丸になって(暴露インタビューを)乗り越え、通常に戻る努力をしています」と語り、現在のロイヤルファミリーが“反インタビュー”でまとまっていることを示唆。そうした状況を踏まえ、ヘンリー王子が王室との関係を修正したいと考えるのなら、まずはインタビューで起こった波紋を「解決してから」と主張した。

 さらに同氏は「(フィリップ殿下の葬儀により)インタビュー放送後に初めて家族と対面したことで、ハリー(ヘンリー王子の愛称)が“羊”のように大人しく見えました。そして米国へ尻尾を丸めるようにして逃げ帰りました」と語って、王子が殿下の葬儀で家族から“冷たい仕打ちを受けた”ことも示唆。今後の王子夫妻と王室の関係は「誰にも分からない」と、非常に不安定な状態であるとの見方を示した。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)