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キャサリン妃の子どもたちにとってアーチーくんはどんな存在に? 専門家が推測

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

(前列左から)ジョージ王子、ルイ王子、シャーロット王女【写真:AP】
(前列左から)ジョージ王子、ルイ王子、シャーロット王女【写真:AP】

 兄ウイリアム王子と弟ヘンリー王子の子どもたちはいとこの関係。長期にわたり親密な友人関係を築くこともできる間柄だが、ウイリアム王子とヘンリー王子の確執が報じられ、さらに英国と米国で離れて暮らす状況ではなかなか難しいかもしれない。王室専門家が「仲良くなるのは成長後だろう」と推測し、話題になっている。

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王室内でもいとこ同士は仲良くなりやすい?

 ウイリアム王子とキャサリン妃夫妻に勝るとも劣らない人気を誇る長男ジョージ王子と長女シャーロット王女、次男ルイ王子。一方でヘンリー王子とメーガン妃には6日に2歳を迎える長男アーチーくんがいる。夫妻は夏に女児の誕生を控えているため、いとこの関係にある子どもたちは5人になる予定だ。

 一般的にいとこ同士は、年齢が近ければ仲良くなりやすい傾向がある。ヘンリー王子にしても、王室内で最も仲が良いと頻繁に報じられているのは、アンドリュー王子の次女ユージェニー王女だ。また、フィリップ殿下の葬儀でウイリアム王子とヘンリー王子が棺の後ろを行進する際、兄弟をつなぐように中央で歩いた人物は、アン王女の長男ピーター・フィリップス氏。長女ザラ・ティンダルさん夫妻も兄弟の仲裁役だったと報じられている。

 では、英国と米国で離れて暮らす子どもたち5人は今後、どのような関係を構築するのだろうか。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」によると、王室専門雑誌「マジェスティ」編集長で王室作家のイングリッド・シュワード氏は、ある程度成長した後に親密な関係を築くかもしれないと述べた。

ダイアナ元妃は「家族以外と友情を築くことは大変難しいと知っていた」

 シュワード氏はまず、子どもたちの父親であるウイリアム王子とヘンリー王子について、その母ダイアナ元妃の考えを明らかにした。元妃は「秘密などを守ることに関して他人は信頼できないため、家族以外と友情を築くことは大変難しいと知っていた」という。このため、息子2人の子どもたちが仲良くなることを望んでいたのではないかと推測したが、現状でそれは難しいとの考えも示した。

「彼ら(いとこ同士の子どもたち)は、子ども時代に絆を築くことはできないかもしれません。ウイリアム王子の子どもたちには大勢の友人がいるので、そうする必要もあまりないと思います。しかし、のちにアーチーくんの真価が分かるでしょう」

 アーチーくんの大きなポイントとは、米国の“カリフォルニア育ち”だ。同氏は「カリフォルニア育ちのいとこがいることは、とてもクールなことでしょう。彼の元を訪ねて滞在することはとてもエキサイティングだと思います。もちろん、その逆も」と続けている。

 確かに子どもたちにしてみれば、報じられている“確執”は親の話であり当事者ではない。物心がつき人生経験も重なれば、それぞれの視点で物事をとらえるようになるだろう。そうした頃に“米国暮らし”と“英国暮らし”という違いは、互いが興味を抱き合う絶好のきっかけになるかもしれない。

(Hint-Pot編集部)