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チャールズ皇太子 アーチーくんの誕生日に投稿した写真が話題 「意図的」と専門家
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5月6日にめでたくも満2歳となった、ヘンリー王子夫妻の長男アーチーくん。誕生後に両親が英王室の主要メンバーから引退したことなどから、母メーガン妃の故郷である米西海岸に引っ越した。今回の誕生日も米国で迎えたが、英国にいるエリザベス女王をはじめとしたロイヤルファミリーは公式SNSで祝いの言葉を贈っている。だがそこで、祖父チャールズ皇太子のアカウントに投稿された写真が大きな話題となっているようだ。
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ヘンリー王子&アーチーくんと写った洗礼式でのモノクロ写真を投稿
アーチーくん2歳の誕生日に寄せて、祖父チャールズ皇太子の公式SNSは一枚のモノクロ写真を投稿。アーチーくん誕生の2か月後に行われた洗礼式で撮影されたもので、ヘンリー王子に抱かれたアーチーくんの隣で微笑む皇太子という構図だ。英大衆紙「ザ・サン」が掲載した記事によると、問題はここにメーガン妃が写っていないことだという。
昨年9月のヘンリー王子36歳の誕生日の際も、キャサリン妃とウイリアム王子、皇太子とカミラ夫人、そしてエリザベス女王までが揃って“メーガン妃抜き”の写真をSNSに掲載。反メーガン妃のテレビ司会者ピアーズ・モーガン氏が「みんなに嫌われているから」とその理由をずばりと語り、話題になった。
そんな過去もありながら、皇太子はアーチーくんの誕生日でまたもメーガン妃が“いない”写真をチョイス。この皇太子の選択に、王室コメンテーターのダンカン・ラーコム氏は「チャールズ(皇太子)は分かってやっているはずです」と主張した。
チャールズ皇太子は“感受性が強い”人物として知られ、皇太子の父フィリップ殿下も非常に感じやすい長男の将来を心配したという。そんな皇太子が孫の誕生日に際し、うっかり母親の写っていない写真で祝うかといえば、確かに微妙なところかもしれない。
ただ、突然の“王室引退”劇に加えて、世界を襲った新型コロナウイルスのパンデミックもある。もう1年以上も孫と対面する機会がなかった皇太子の手元には、単純にアーチーくんと一緒に写っている写真が非常に少ないとも考えられるだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)