ヘンリー王子は5月初旬、米ロサンゼルスで行われたチャリティライブ「バックス・ライブ」に出演。セレブが集まった場で「ロックスターに対するような大歓声」を受けたとして話題になった。この際の様子をボディランゲージ専門家が分析したところ、「明らかに場を楽しんでいる」ことがうかがえたという。

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専門家がライブ当日の服装と手のひらを上に向ける仕草に注目

　新型コロナウイルスワクチンの平等な接種の推進を訴えるため、国際支援団体「グローバル・シチズン」が主催した「バックス・ライブ」。メーガン妃とともに共催者に名を連ねていたヘンリー王子は公演当日、会場を埋めた医療関係者に熱いスピーチを披露し、大歓声を浴びた。

　そんな王子の様子について、英大衆紙「デイリー・エクスプレス」はボディランゲージ専門家ダレン・スタントン氏の分析を報じた。

　同氏はまず、王子のコーディネートに注目。ブルーグレーのシャツに黒のパンツというカジュアルな装いは「彼（ヘンリー王子）の内面を反映している」として、「長く人目にさらされ『人前では完璧に見えるように』といつも言われてきていましたが、『それは、もうこりごりだ』と言っているようだ」と述べた。また、そんな姿からは「明らかに場の状況を楽しんでいる様子が見て取れる」という。

　さらに、王子が手のひらを上に向けた仕草にも言及。このジェスチャーは「自分の発言を心から信じ、それに自信を持っている」ためだと解説し、「心理学的に『私はあなたに真実を語っている』ということを表している」とした。

　王子はこのライブ出演後の現地時間13日、王室時代の苦しみを告白したポッドキャスト番組も公開された。「王室生活は映画『トゥルーマン・ショー』と動物園を足したもの」とする発言もあり、王室側の反応に注目が集まっている。

（Hint-Pot編集部）