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大谷翔平より速い“人類最速投手”の166キロ剛速球が話題 「打ったら手が痛そう」
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今年は夏季の東京五輪、来年は冬季の北京五輪を控え、注目が高まるスポーツ界。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題から、この機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は野球のメジャーリーグで“人類最速投手”と評されるキューバ人投手が投げた166キロ剛速球です。
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最高球速169.1キロ、チャップマン投手の一球が米国でバズる
日本人では、打って投げての“二刀流”大谷翔平選手(ロサンゼルス・エンゼルス)が最高球速165キロの記録を持っていますが、世界最高峰のメジャーリーグでは、もっと速い球を投げるキューバ人投手がいることをご存じでしょうか?
“人類最速投手”と評され、ギネス記録にも認定されているのが、アロルディス・チャップマン投手(ニューヨーク・ヤンキース)です。最高球速は何と105.1マイル(約169.1キロ)。170キロに迫る剛速球を誇る彼が、18日(日本時間19日)の試合で投じた一球が話題を呼びました。
テキサス・レンジャーズ戦、7-4とリードした9回にリリーフ投手として登板。2死二塁の場面で右打者のクリス・デービス選手に対し、2ストライクと追い込んでから投げた3球目でした。
長い左腕から放たれた白球はうなるようにして捕手のミットへ。内角いっぱいに決まった剛速球にデービス選手はまったく反応できず。三振で試合終了となりましたが、中継で表示された球速は103マイル(約165.8キロ)を叩き出したのです。
これをMLB公式インスタグラムが「103マイルで封じる」と紹介し、動画をシェアすると、目の肥えた米ファンも驚き。「打つのは不可能だ」「美しい103マイル」「打ったら手が痛そう」「打者の足が地面につく前にボールがミットに当たった」などの声が上がっています。
チャップマン投手が自己最速を記録したのは22歳の時。以降は故障もあり、自己最速には届いていませんが、33歳となった今も剛腕ぶりは健在。この投球も再生回数が170万回を超えるなど、メジャーリーグを盛り上げています。
大谷選手の連日のプレーにより、野球ファン以外の人も目にする機会が増えつつあるメジャーリーグ。こんな規格外の“超人”が世界から集まる舞台で活躍していることを考えると、大谷選手のすごさも別の角度から分かるかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)