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ヘンリー王子は「幸せからほど遠い」 伝記本著者が問題視するポイントとは

著者:森 昌利

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

“王室引退”により自由を見出したとして、米国生活での幸福を語るヘンリー王子。3月放送の暴露インタビューや先日公開されたポッドキャスト番組、Apple TV+のドキュメンタリーシリーズでは、“不幸せだった王室生活”と“自由でのびのびとした米国での人生”を主張した。だが、王子の伝記本を著作に持つ王室作家は、そんな王子が「幸せからほど遠く思える」と発言。話題を呼んでいる。

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「幸せな人間は円満を望むもの」

 英雑誌「クローサー」が掲載した記事によると、王室作家のダンカン・ラーコム氏はヘンリー王子だけでなく妻のメーガン妃も「幸せからほど遠い」状態にあると指摘した。同氏は2017年に出版した王子の自伝「Prince Harry:The Inside Story」で、当時の王子が英国人の心をとらえ、エリザベス女王に並ぶ人気を誇った理由を解き明かしている。

 だが現在の同氏は、3月放送の暴露インタビューに続き、先日公開されたポッドキャスト番組でも自らの家族を攻撃した事実について問題視。ちなみにこの記事が公開された時期は、Apple TV+のドキュメンタリーシリーズが配信される前となる。

「ハリー(ヘンリー王子の愛称)は自分が幸せだと強調しますが、私はその正反対だと思います。ハリーもメーガン(妃)も幸せからはほど遠いでしょう。なぜなら、幸せな人間は論争を生み出さないし、人を批判することもありません。幸せな人間は円満を望むものです」

 一方で、母親のダイアナ元妃を悲劇的な事故で亡くした王子の怒りと悲しみに理解を示し、真の幸せを手にするにはそのトラウマを乗り越える必要があると主張。王子が抱く心の傷の深さを慮った。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)