Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

海外ニュース

エリザベス女王に悲劇 3月に迎え入れた子犬ファーガスが天国へ  「悲嘆に暮れている」と関係者

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

エリザベス女王【写真:AP】
エリザベス女王【写真:AP】

 3月初旬、子犬2匹を迎え入れたことが報じられたエリザベス女王。この時期はフィリップ殿下の容態やヘンリー王子夫妻の暴露インタビュー放送などがあったことから、2匹は女王を癒やす新たな存在として期待がかかっていた。しかしこのほど、まだ生後5か月だったそのうちの1匹が急死。夫フィリップ殿下の死去から間もないため、続く悲劇に見舞われた女王は「悲嘆に暮れている」という。

 ◇ ◇ ◇

愛犬が亡くなったことで周囲は女王を心配しているという

 英大衆紙「ザ・サン」が3月に報じたエリザベス女王の新たな子犬2匹は「ファーガス」と「ミック」。だが同紙は現地時間18日、このうちのファーガスが急死したことを伝えた。王室からコメントは出されていないものの、同紙が関係者の話として伝えた内容によると、女王は「悲嘆に暮れている」という。

 女王は昨年末にドーギー犬(ダックスフンドとコーギーのミックス)の「バルカン」を亡くし、残る愛犬は同じ犬種の「キャンディ」だけになっていた。この時、女王は新たなペットの迎え入れを諦めたとみられていたが、今年3月初旬にプレゼントとしてファーガスとミックが登場。同紙によると、贈り主は女王の次男アンドリュー王子だったという。

 3月初旬といえば、フィリップ殿下の入院が長引き容体が心配されていた他、ヘンリー王子夫妻のインタビュー番組放送やメーガン妃の“いじめ”告発が重なった時期。そして翌月9日には殿下の死去という大きな悲劇にも見舞われ、傍らにいる2匹の子犬は難局続きで心労が心配される女王を癒やす存在として期待がかかっていた。

 そんな中で飛び込んできたファーガスの死という報せ。最愛の夫に続き新たな愛犬をも失ったことで、女王が深く悲しんでいることは想像にかたくないだろう。同紙によると、前述の関係者は「殿下の死去後1匹の子犬もすぐに亡くなったので、女王が動揺することを周囲の人々は心配していました」と述べている。

 だが、女王はミックの遊び相手となる新たな子犬を探し始めたようだ。英大衆紙「デイリー・ミラー」によると、女王は廷臣にブリーダーのリストを尋ね、子犬を探すように伝えたという。

 これまでに計30匹以上を飼育してきただけでなく、2016年に米雑誌「ヴァニティ・フェア」の表紙をともに飾るなど、コーギー犬の愛好家として知られる女王。今後新たに迎え入れられる子犬が女王の心を一刻も早く癒やしてくれることを、ファンは願っているだろう。

(Hint-Pot編集部)