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ヘンリー王子の王室批判 「止められるのはメーガン妃だけ」 ダイアナ元妃の執事が主張
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3月放送のインタビュー番組、5月上旬に配信されたポッドキャスト番組に続き、オプラ・ウィンフリーとのドキュメンタリーシリーズでさらなる暴露を行ったヘンリー王子。妻メーガン妃が明かした“自殺願望の危機”に対し、今回は「王室は完全に(自分たちの訴えを)無視した」と主張した。「もう今なら絶対に、脅されて黙ることはない」と語るが、今後も暴露や主張は止まらないのだろうか。子ども時代の王子をよく知る王室関係者は、「これ以上続ければ彼自身が壊れてしまう」と語っている。
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妃の美しさやハリウッド的な世界観に触れて「分別を失なっている」
英雑誌「クローサー」が掲載した記事によると、ダイアナ元妃の執事だったポール・バレル氏が最近のヘンリー王子についてコメント。同氏は「これ以上こうした王室非難を続ければ、自分のしたことを必ず後悔して、彼(ヘンリー王子)自身が壊れてしまいます」と語り、かつて支えた元妃の次男に警鐘を鳴らした。
幼少時からのヘンリー王子を知る同氏は、王子がセラピーを受けたことに関して「大きな助けになったことでしょう」と評価したが、それに関する具体的な話は普通なら秘密にされるものだと指摘した。
このため、王子が現在のように自らの傷口に触れるような話を公言すれば、「後に(自分の家族を貶めるような)その内容を実感した場合、傷付くのは自分です。メーガン(妃)がハリー(ヘンリー王子)を説得してセラピーを受けさせたという話ですが、今後に自分がしたことを実感すれば、彼自身が壊れてしまいます。その前にこうしたことはやめさせなければなりません」と続けた。
さらに、王子が妃の美しさやハリウッド的な世界観に触れて「分別を失っている」と主張。王子にそれだけ強烈な影響を与えている妃だからこそ、王子の王室批判を「やめさせることができるのも彼女だけ」と断言した。妃の登場で王室と断絶した王子だが、その修復にも妃の力が必要だとしている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)