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メーガン妃には「ダイアナ元妃と通じる精神性」 元妃の元ボイスコーチが主張
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1995年に世間をあっと言わせたダイアナ元妃インタビュー。先日公表された再調査結果で、出演依頼のプロセスに不正があったと結論付けられたが、チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫を打ち明け、世界に衝撃を与えたことは間違いはない。そして時は流れ、メーガン妃は3月放送のインタビューで王室内に存在する人種差別意識やメンタルヘルスへの冷たい無理解を激白。これを受けて、ある王室関係者が2人の暴露に「共通する精神性を感じる」と語り、話題になっている。
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スピーチ指導の“名人”がダイアナ元妃とメーガン妃の共通点を指摘
英王室に入った女性たちの激白といえば、1995年に英公共放送BBCが放送したダイアナ元妃インタビュー。そして今年3月には、米民放CBSが放送したメーガン妃のインタビューも加わった。そこで英大衆紙「ザ・サン」は、英王室のボイスコーチだったスチュワート・ピアース氏の興味深いコメントを掲載している。
同氏はロイヤルファミリーや有名俳優、政治家などにスピーチや声の使い方などを指導し、その道では“名人”の異名を取る人物。ダイアナ元妃の生前にはボイスコーチを務めており、数冊の著作には元妃をテーマにした「DIANA THE VOICE OF CHANGE」も含まれている。
そんな同氏は、元妃と妃の間に「自分の中の真実を語ることができる」という共通点があると指摘。「メーガン(妃)の生き方には、ダイアナ元妃が成し遂げようとした告白と事実を明らかにするという精神性を感じました」と語った。
また、ヘンリー王子とウイリアム王子、チャールズ皇太子との間に存在すると言われている“摩擦”については、見た目ほど深刻ではないという意見だという。その根拠はやはり声で、「ハリー(ヘンリー王子の愛称)のトーンには腹立ちや怒り、復讐といったものや、いかなる形の軽蔑も聞こえない」という。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)