「お魚くわえたドラ猫～」と国民的アニメの歌詞に出てくるほど、日本のねこにはお魚好きのイメージが定着しています。「実はそれほど好物ではない」とする研究結果もあるそうですが、この目力を見たら信じられないかも……？　食い入るように食卓のホッケを見つめるねこに約12万件もの“いいね”が集まっています。飼い主のMasaki（@MASAKIgnpr0922）さんに話を伺いました。

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冬の寒い日に保護された推定年齢8歳のくろすけくん

　Masakiさんのツイッターアカウントでは、趣味の模型制作を中心に愛猫「くろすけ」くんについても時々発信しています。11.9万人の心を掴んだツイートは、何気ない夕飯でのワンシーンでした。

　卓上には脂がのったホッケの切り身。こんがりと焼けて、おいしそうな香りが今にも漂ってきそうです。そんなホッケに向けられた鋭い視線……食べることと遊ぶことが大好きというくろすけくんが、目をランランと輝かせて身を乗り出そうとしています。もうホッケ以外目には入っていない様子。

　こんなに人懐っこく、飼い主さん夫婦にも自己主張できるほど信頼し切った様子のくろすけくん。推定年齢8歳になる元保護ねこです。飼い主さんの配偶者さんが大学生の頃に保護しました。

　保護したのは冬のとても寒い日。友人が住んでいたマンションを訪れたところ、寒さのあまり踊り場で固まっていたくろすけくんを見つけました。すでに成猫で体重は3～4キロほど。現在とほぼ変わらない大きさだったそうです。

　こうしてお迎えされたくろすけくんは大切に育てられ、しっかりと健康管理もされています。そのため、写真のように食卓で“獲物”を見つけても、飼い主さん夫婦による鉄壁のガードに阻まれるそう。人間の食べ物を口にすることは決してありません。

　それでも諦めずに熱い視線を向けるくろすけくんの姿は大きな話題になり、「ホッケしか目に映ってない（笑）」「目力すごい！　ものすごいプレッシャー！」「鋭い眼光！」「全集中」など、たくさんのコメントが寄せられています。

　この写真が撮影された後、ホッケを諦めたくろすけくんは部屋の隅っこで拗ねていたとか。でもすぐに元気を取り戻し、おもちゃで遊んでもらってご満悦になったそうです。

（Hint-Pot編集部）