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元保護犬が“英王室を守る”大出世! フィリップ殿下葬儀でも活躍した爆発物探知犬

著者:Hint-Pot編集部

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ロキシーちゃんは4月に死去したフィリップ殿下の葬儀でも活躍【写真:AP】
ロキシーちゃんは4月に死去したフィリップ殿下の葬儀でも活躍【写真:AP】

 英王室の冠婚葬祭や公務などをニュースで見かける機会は増えたが、その舞台裏では厳重な警備が行われている。現場には多数の警官や警備員たちが配置され、開始前から不審物の捜索はもちろん入念だ。現場に導入されている爆発物探知犬の中には、見事な才能を発揮している元保護犬がいるという。

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「ロキシーはスーパースター」ハンドラーの巡査も絶賛

 近年、捨てられた犬や猫の保護活動が注目を集めている。保護犬の中には新たな“職業”を目指す例もあり、日本では警察犬を目指す「タック」くんが話題になった。そして英国では、英大衆紙「デイリー・ミラー」など複数紙が“重要任務”をこなす元保護犬に注目している。

 その元保護犬とは、2017年に英国動物虐待防止協会(RSPCA)が保護したスタッフォードシャー・ブル・テリアの女の子「ロキシー」ちゃん。5歳になった現在は、英王室を守る爆発物探知犬として大活躍中だ。ベアトリス王女のロイヤルウェディングに向けてウィンザー城を巡回した他、フィリップ殿下葬儀に先立って地元エリアを監視したキャリアを持っている。

 探知犬になったきっかけは、RSPCAの職員がロキシーちゃんの“才能”に気付いたことだったという。スーパーバイザーのシュー・ディックスさんによると、当時のロキシーちゃんは年齢的にも適しており、人間や他の犬とたちと一緒でも仲良くやれる性格。「そして彼女には本当に自信がありました」と述べている。

 そうしてロキシーちゃんは、爆発物の臭いを嗅ぎ分ける方法を学び始めた。最初の10週間は地元の警察署で臭いがする場所の伝え方を学び、その後の2年間は専門施設でトレーニングを受け、2020年2月にすべてのコースを修了。英国で爆発物探知犬になったスタッフォードシャー・ブル・テリアはロキシーちゃんが初だそうだ。

 現在は要人が訪れる場所やプライベートジェット内などでの事前保安捜査に参加。ロキシーちゃんとタッグを組んでいるハンドラーのカミラ・カーター巡査は「ロキシーはスーパースターです。頭が良くて、とても組織的な動きもでき、さらに仕事ぶりも徹底しています」と絶賛している。

(Hint-Pot編集部)