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ヘンリー王子は「やや偽善的」 エリザベス女王の祝賀行事の出欠に専門家が注目

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:AP】

 2022年に在位70周年(プラチナ・ジュビリー)を迎えるエリザベス女王。バッキンガム宮殿は先日、予定されている行事の詳細を発表した。4日間にわたり複数の行事が開催されるが、気になるのはその出席者だ。今年に入り王室批判を繰り広げているヘンリー王子とメーガン妃は含まれるのか? 夫妻が出席を希望しているという説もあるため、王室作家は「君主制を否定しているのになぜ」と疑問を呈している。また英メディアは先に、王室スタッフたちが出席希望に「頭を抱えている」とも報じていた。

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エリザベス女王が出席を認める可能性は高い?

 エリザベス女王が2022年に迎える在位70周年(プラチナ・ジュビリー)。2015年に在位最長記録を更新した際は、英国歴代君主初の70周年に向けた期待もすでに高まっていた。それから7年、多種多様な出来事を経験した英国と王室にとって、祝賀行事は近年でひときわ重要なものとなる。

 そこで気になるポイントは、出席する王室メンバーだ。英大衆紙「ザ・サン」は先に関係者の話として、ヘンリー王子の出席希望により王室スタッフが「困惑している」と報じていた。一体どのイベントに参加させれば良いのか、宮殿のバルコニーに立たせるのかなど、女王以外に注目が集まる状況を危惧しているという。

 さらに現地時間3日には、王室作家フィル・ダンピエ氏のコメントも掲載。同氏は「(ヘンリー王子が)君主制を支持していないのなら、なぜ(エリザベス女王の)在位70周年を祝うのでしょう」と疑問を呈した。また、最愛の祖父フィリップ殿下の葬儀で帰国することは公平としたが、「プラチナ・ジュビリーを祝うための帰国はやや偽善的です」と述べた。

 だが一方で、女王が出席を認める可能性は高いとしている。同氏によると女王は「常に思慮深くあろうとする人物」であり、これまでの声明で夫妻がまだ家族に愛されていると表現した事実からも、家族であり続けるため「宮殿のバルコニーに立つことを止めない」と予測している。

4日間にわたり開催される盛大な行事だが

 バッキンガム宮殿が発表した概要によると、プラチナ・ジュビリーの祝賀行事は2022年6月2日から5日までの4日間。女王誕生日の祝賀パレード「トゥルーピング・ザ・カラー」は2日に行われ、1400人以上の兵士と200頭の馬、400人の音楽隊が参加する予定だ。

 このパレードは、女王と王室メンバーがバッキンガム宮殿のバルコニーに並ぶ姿でおなじみ。2020年度はコロナ禍のためウィンザー城での縮小版となったが、前述の王室スタッフとダンピエ氏が挙げた「バルコニー」はこれを指している。男性陣は軍服を着用するため、ヘンリー王子が仮に出席した場合、服装がどうなるかも気になるところだろう。ちなみに、フィリップ殿下葬儀では女王の決定により、男性陣は全員モーニングスーツになった。

 また、3日にはセント・ポール大聖堂での礼拝、4日には女王と王室メンバーが観戦するダービーと夜にはコンサートも開催される。コンサートの出演者は未発表だが、「世界最高のスター」たちが集まるそうだ。最終日の5日は英国中でストリートパーティーが開催され、宮殿の周辺では英連邦の5000人によるさまざまなパフォーマンスも行われる。

 まさに国を挙げての盛大なイベント。英国としても、国民の心を一つにする貴重な機会といえるだろう。そこに王室批判を繰り広げている王子夫妻は果たして登場するのか。開催までの1年、しばらく話題を呼びそうだ。

(Hint-Pot編集部)