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ヘンリー王子のHRH称号 ダイアナ元妃展示品の説明から削除されると話題に その経緯とは

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

“王室引退”時に、王室の称号(His or Her Royal Highness)の使用を停止したヘンリー王子とメーガン妃。だが、現在開催中の展覧会では展示品解説パネルにこの称号が記載され、のちに削除修正されることが判明した。新たな話題になっているその詳細な経緯とは。

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「管理上のミス」でHRH称号を記載と関係者

 現地時間6月3日からケンジントン宮殿で開催されているロイヤルファッションの展覧会「Royal Style in the Making」。名高い王室ファッションデザイナーらによる非公開アイテムが展示されるなど、注目を集めている。

 展示品の中でも、目玉とされているのはダイアナ元妃のウェディングドレス。英雑誌「ハロー」によると、デイヴィッド・エマニュエル氏によってデザインされた約7.6メートルのトレーンが特徴的なドレスが公の場に登場するのは、実に25年ぶりのことだそうだ。

 もちろん、元妃のドレスは家族からの貸与品で、ウイリアム王子とヘンリー王子から貸し出されたという。ただ、そのことを説明するパネルにトラブルが。

 本来、「lent by HRH the Duke of Cambridge and the Duke of Sussex(ケンブリッジ公爵殿下とサセックス公爵から貸与)」と記載されるべきところ、ヘンリー王子(the Duke of Sussex)の前にも「HRH(殿下)」の称号が記載されていた。

 英高級紙「ザ・タイムズ」の日曜版「サンデー・タイムズ」はヘンリー王子のHRH称号記載について、英王室の所蔵品管理や公式グッズ販売を行う「ロイヤル・コレクション・トラスト」広報官のコメントを紹介。HRH称号の記載は「管理上のミス」によるもので、削除修正を行う予定だという。

 思わぬ形で注目を浴びた展覧会とドレス。元妃のアイテムに関しては、ウェディングドレス以外にも結婚式で着用していたピンクのアンサンブルも話題になっている。

 このアンサンブルは、英国を代表するハイファッションブランド「ベルヴィル・サスーン」のデザイナー、デイヴィッド・サスーン氏がデザイン。「ハロー」誌によると、その後も1982年のオーストラリアツアーや1983年にグリムスビーで行われた病院開設の公務などで着用されたという。

(Hint-Pot編集部)