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反メーガン妃派の英司会者「皮肉な話だと思わないか」 ヘンリー王子夫妻長女の命名にチクリ
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ヘンリー王子とメーガン妃が長女に授けたファーストネーム「リリベット」をめぐり、話題騒然の英国。エリザベス女王の幼い頃の愛称で、夫フィリップ殿下や限られた人物しか呼ばなかった特別な名前だ。そんな名前を授けたことで、ヘンリー王子夫妻と王室の間に雪解けムードが流れ始めたようにも。しかし、“反メーガン妃”の急先鋒として知られる英有名司会者は、早速疑問を呈している。
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ヘンリー王子夫妻の命名に疑問も「末永い幸せを祈っている」とモーガン氏
ヘンリー王子夫妻の第2子長女「リリベット・ダイアナ・マウントバッテン=ウィンザー」。英メディアは事前予想として「エリザベス」や王子の最愛の母「ダイアナ」をファーストネームの最有力とみていたが、米雑誌「ピープル」によると王子夫妻は2年前に公務先の学校で児童から提案を受けた際、“リリー”に興味を示していたという。このエピソードから、“大切に温めてきた候補”だったとも推測できるだろう。
一方で英大衆紙「デイリー・メール」が報じたところによると、“反メーガン妃”で知られるジャーナリストでテレビ司会者のピアーズ・モーガン氏が、夫妻の命名に早速疑問を呈したそうだ。
同氏はこのほど、オーストラリアの朝番組「トゥデイ」に出演。命名について司会者に「皮肉な話だと思わないか?」と問いかけ、さらに「このカップルがここ最近やり続けていることといえば、とにかくロイヤルファミリーを貶めること。それなのに、女王にちなんだ名前を命名するなんて」と自身の考えを述べた。
しかしその後は、「もしかしたらこれも彼ら(ヘンリー王子夫妻)なりの和解策なのかもしれない。それに今はおめでたい時、彼らの成功と末永い幸せを祈っている」と締めて、夫妻の長女誕生を祝福した。
現在まで王室側は、エリザベス女王自身が“リリベット”の命名をヘンリー王子夫妻に許可したと正式に認めていない。なお、英高級紙「ザ・タイムズ」は、王子が発表前に女王へ直接電話をしたと報じている。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)