警戒心が強いとされるねこが、無防備な姿を見せてくれるととてもうれしいですよね。ぐっすりと寝ている顔を確認しようと覗き込んだところ、驚きの表情を浮かべていた元保護ねこが話題となっています。飼い主のがろん（@gallon_neko）さんに話を伺いました。

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野良ねこが産んだ子ねこの姉妹　縁あって譲り受けることに

　がろんさんの愛猫「ポチ」ちゃんは、1歳3か月の女の子。初対面時から飛びはねたり、指を舐めてきたりと、とても人懐っこく「子いぬみたい」と思ったことから名付けたそう。妹の「たま」ちゃんに振り回されがちな、優しくおとなしい性格なのだとか。

「昨年春に父の友人の職場に野良ねこが住み着き、子どもが生まれたから引き取ってもらえないかと相談されました。4匹のうちすぐに私の腕の中から離れなくなったのがポチでした」

　実は、もうすぐ20歳になるきょうだいねこの「ふわり」ちゃん、「しろり」くん、「ぷー」ちゃん、そして18歳のボスねこ「まさお」くんがすでにおうちにいるため、ポチちゃん1匹だけを譲り受ける予定だったというがろんさん。

　しかしポチちゃんを連れ帰ろうと抱き上げたところ、父の友人は妹のたまちゃんも一緒にと子ねこをもう1匹、腕の中へ滑り込ませてきたそう。こうして2匹を抱いたがろんさんは揃って譲り受けることを決意。かわいい姉妹ねことの生活が始まったのです。

飼い主さんの笑い声で10秒かけてじわじわと覚醒

　こうして引き取られたポチちゃんは、たっぷりの愛情を注がれ、のびのびと成長。がろんさんたちを信頼し切り、こうして無防備な顔まで見せてくれるようになりました。

　ポチちゃんの寝顔は大きな話題となり、6万件もの“いいね”が。また「ねこちゃんの変顔　好きー♪」「爆笑～」「電車内に今いるのですが……笑いこらえるのきついですww（かわいいですよ！）」など、たくさんのコメントが寄せられています。

　ひどい寝顔を撮影されてしまったポチちゃんのその後はというと、飼い主さんの笑い声で10秒ほどかけて覚醒していったのだとか。

「覚醒後はウインクしてまた寝てしまい、他の子は私の笑い声にびっくりして固まってました」

　最後にがろんさんに、ねこちゃんたちの長生きの秘訣をお聞きしたところ、「特別なことはしていない」そう。その代わり、のびのびと自由に過ごせる環境を整えたり、なるべく「何かあったらすぐ病院」を心がけたりしているそうです。

（Hint-Pot編集部）