Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

海外ニュース

メーガン妃は「見た目ほどチャーミングではない」 王室専門家が王室との亀裂要因を指摘

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃【写真:AP】
メーガン妃【写真:AP】

 ヘンリー王子とメーガン妃の交際が明らかになったのは2016年。以来、結婚にアーチーくん出産とおめでたが続き、19年10月に2人がドキュメンタリー番組で不満を明かすまで、幸せな王室生活だったと思われていた。さらに王室時代のメーガン妃は米国人らしく気楽にハグを交わし、フレンドリーな姿勢でも人気に。だが、王室専門家がそんなチャーミングなイメージを真っ向から否定し、話題になっている。

 ◇ ◇ ◇

「ロイヤルファミリーは社会のために勤勉に働かなくてはならない公人」

 現地時間4日夜、ヘンリー王子やウイリアム王子の伝記をはじめ多数の王室本著作で知られる作家のペニー・ジュナー氏が、英民放ITVのドキュメンタリー番組「Harry & William:What Went Wrong?(ハリーとウイリアム:何が悪かったのか?)」に出演。英大衆紙「ザ・サン」は「メーガン(妃)は見た目ほどチャーミングではありません」という同氏の発言に注目している。

 ここで同氏が自説を述べたのは、妃の王室スタッフいじめ疑惑について。まず妃のやり方は単に米国的なだけではなく、もっと過激な「ハリウッドのショービジネスに関わるセレブリティ流だった」と指摘した。

 その上で「ロイヤルファミリーはセレブリティではありません。社会のために勤勉に働かなくてはならない公人です」と続けて、このセレブと公人の違いが、妃と王室の間に生じた亀裂の要因であると主張した。

 その上で、ハリウッドのセレブリティ的に人を酷使する妃とスタッフの関係が悪化。王室内ではメーガン妃が世間に振りまいていたチャーム(愛嬌)は「まったくなかった」と断言している。

 またヘンリー王子とウイリアム王子の確執を描いた「Battle of Brothers(兄弟の戦い)」で知られる王室作家のロバート・レーシー氏も同番組に出演。ウイリアム王子はメーガン妃とヘンリー王子が付き合い始めた当初から妃が「何かを企んでいる」と感じていたことを、ウイリアム王子に近い人物から聞いていたと明かした。

 また、先日発売された「Battle of Brothers」の改訂版には、18年の晩秋に当時ヘンリー王子夫妻とスタッフを共有していたウイリアム王子が妃のスタッフいじめ疑惑を知って激怒し、「この女(メーガン妃)が私のスタッフを情け容赦なくこき使っている」とヘンリー王子を怒鳴り付けたというエピソードも記されている。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)