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ヘンリー王子なぜ? メーガン妃と出会ってからの定番スーツ 除幕式で着なかった理由
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確執が伝えられるウイリアム王子とヘンリー王子。しかし、1日に行われたダイアナ元妃銅像の除幕式では2人で協力し、銅像にかけられたグリーンのベールを取り払う姿などが話題になった。式典後には、王室作家やボディランゲージ、読唇術の専門家たちによる推察や分析が続々と報じられたが、実は「もっと注目されていいこと」があったという。
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「ダイアナが男性のスーツで一番好きだった色はネイビーブルー」
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」で定期コラム「エデン・コンフィデンシャル」などを執筆している王室編集者のリチャード・エデン氏は、同紙のウェブメディア「メール・プラス」が2日に公開した動画コンテンツ「パレス・コンフィデンシャル」に出演。ウイリアム王子とヘンリー王子がともにネイビーブルーのスーツで登場したことに「大いに注目すべきだ」と発言した。
エデン氏は「皆さんもお気付きかと思いますが、彼ら(ウイリアム王子とヘンリー王子)は揃ってネイビーブルーのスーツで登場しました」と指摘。ヘンリー王子はメーガン妃と出会って以降、グレースーツばかりを着ているため「きっとメーガン(妃)が『あなたはグレーがよく似合うわ』と提案したのでしょう」と推察した。
その上で、「ダイアナ(元妃)が『男性のスーツで一番好き』だった色、それがネイビーブルーなのです」と続け、元妃の忘れ形見2人がさわやかな濃紺のスーツを着て現れた理由を明かした。
さらに同氏は、チャールズ皇太子がダイアナ元妃の葬儀で黒のスーツではなく、ネイビーブルーのスーツを着た理由も解説。「ダイアナにとって一番のお気に入りの色だったことを知っているからです。葬儀にネイビーブルーは非常に特殊ですから」と述べ、皇太子が元妻との思い出のために、あえてネイビーブルーのスーツを選んだとした。
ちなみに、現在残されている元妃葬儀の写真はフィルムカメラで撮影されているせいか、皇太子のスーツがほぼ黒に見えるものが多い。だが、明るめに写っている写真で黒いスーツを着た周囲と比較すると、皇太子のスーツが濃いネイビーブルーであることがはっきりと分かる。
この件を報じた英大衆紙「デイリー・スター」電子版のコメント欄には「グレーよりネイビーブルーの方がハリー(ヘンリー王子)の個性に合う」「グレーではその中に沈んでしまう」「さわやかな印象」などなど、久しぶりにネイビーブルーのスーツを選んだヘンリー王子を称賛する内容が並んでいた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)