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初代iMacが元保護ねこの“寝床”で復活! 手作りねこハウスに14万人感心 「センスとがりすぎ」
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ねこは“箱好き”というイメージがありますよね。小さな箱に一生懸命入ろうとする姿はかわいらしいものですが、やはりサイズはジャストフィットの方がいいでしょう。ツイッター上では、ねことアップルファンが大喜びしそうな“特製ボックス”が話題になっています。懐かしの名機、初代iMacのボディで愛猫に最高の寝床を作ってしまった飼い主の葉月 涙(@ruiH0815)さんに話を伺いました。
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「ふみふみ」の動作がかわいらしいふみちゃん
クッションが敷かれた箱の中にぴったりと収まり、満足そうにこちらを向く元保護ねこ。ケースをよく見てみると、「iMac」の文字があります。これはもしかして、1998年5月に発表されその性能と斬新なデザインで一斉を風靡した初代iMacボンダイブルーでは……!
何と飼い主さん、初代iMacのボディを使ってスペシャルねこベッドにしてしまったようです。デザインがお気に入りでどうしても処分できなかった……というマカー(Macユーザー)も必見のアイデアですね。まさか、ねこのサイズにピタリと合うとは。
さて、そんな名機の中でくつろぐのは、元保護ねこで女の子の「ふみ」ちゃん。お名前の由来は、ねこがよく見せる「ふみふみ」の動作がかわいらしかったことだそうです。性格は穏やかで、威嚇するような声を出したことは一度もなく、興奮すると顔がカワウソのようになるところもチャームポイント。他のねこと共同のLINEアカウントがあり、スタンプにもなっているという人気者でもあります。
葉月さんがふみちゃんと出逢ったのは今年2月頃。風邪で弱っている野良ねこを保護した親戚が里親を探していると聞き、「これも何かの縁だ」と思ったそう。実は以前からねこをお迎えしたいと思っていたのです。
「少し運動音痴でドジっ子なところもありますが、褒めて伸ばそうと思っています」と笑顔でふみちゃんの“教育方針”を明かす葉月さん。そんな愛情を形にしたものの1つが、今回話題になった“初代iMacボンダイブルーベッド”です。
最初は気に入らない様子だったふみちゃんですが…
しかしこのアイデア自体は以前から巷にあったもののようです。飼い主さんも10年ほど前にインターネットで見かけ、「いつかねこをお迎えすることができたら絶対やってみたい」と密かに思っていたそう。さらに、ふみちゃんは人間と一緒に寝ることがないため、「寝床のバリエーションを増やしてあげたい」と思ったこともきっかけでした。
そうして初代iMacのボディだけをフリマサイトで購入。けれどふみちゃんは気に入らない様子でなかなか入ろうとしてくれず、薄い布を敷いても中の凹凸が気になるのか、すぐに出てきてしまいました。
そこで、葉月さんは心地よく過ごしてもらえるように改良。アゴをのせる場所があると落ち着くタイプであることを考えて、フチがあるクッションを中に入れてみました。すると、「ふむ」と納得したように落ち着いてくれたため、今回の撮影に成功したとのこと。
かわいらしい写真はツイッターで14万件を超える“いいね”が付くなど大反響を呼び、「これがあの3Dねこさんですね」「これは……素敵」「センスとがりすぎやろ」といった声が。「こんなかわいい貞子なら画面から飛び出しても大歓迎にゃん」と大ヒットホラー映画の恐怖シーンを引き合いに出す人や、同じように改造して愛猫の寝床にしているという同志からの声もありました。
フチがあるクッションが設置されたことで、“初代iMacボンダイブルーベッド”はすっかりふみちゃんのお気に入りの場所に。誘導なしでも積極的に使うようになり、朝と夕方によく入っているそうです。自分の寝床の1つという認識があるようで、葉月さんも「ホッとしました」と話します。
これまでにも、アゴがのせられる三日月型のクッションや、段ボール製の“ネズミ叩きマシーン”、さらにエサ台なども手作りしてきたという葉月さん。次は何を作ってもらえるのか、ふみちゃんもワクワクしているかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)