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ヘンリー王子夫妻は「エリザベス女王の寛容さにつけ込んでいる」 王室作家が指摘
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来年2022年に即位70周年を迎えるエリザベス女王。20世紀前半から激動の時代を生き抜き、英王室史上最長の在位期間を更新し続ける偉大な君主だが、それでもやはり人の子だからか、孫にはやや甘いところもあるという。そんな女王の寛容さにヘンリー王子とメーガン妃は「つけ込んでいる」と王室作家が指摘し、話題になっている。
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「彼と彼の妻は女王の優しさを免罪符にしている」
王室内に独自の情報ソースを持つことで知られ、昨年はヘンリー王子に関する「Meghan And Harry:The Real Story(メーガンとハリー:真実の物語)」を上梓した王室作家のレディ・コリン・キャンベル氏。執筆活動以外にも、1年ほど前に開設したYouTubeチャンネルやテレビ番組で意見を発表している。
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、同氏がYouTubeチャンネルで公開した動画に注目。「ハリー(ヘンリー王子の愛称)はエリザベス女王が寛容であることをよく知っています。そこで彼と彼の妻はそこにつけ込み、女王の優しさを免罪符にしています」と、3月放送のインタビュー番組に始まる一連の暴露と王室非難も“その甘えによるもの”だとする発言を伝えた。
しかし「今後はこうした言いたい放題が許されることはありません。もうすでに反撃が始まっています」とも語っていた。
同氏はダイアナ元妃の友人でもあり、著書の「ダイアナ妃―その秘められた素顔と私生活」は1992年に日本語版(イーストプレス刊)も出版されている。6月にはオンライン署名サイト「Change.org」でヘンリー王子夫妻の称号使用を停止の署名運動を展開したことでも話題を呼んだ。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)