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ヘンリー王子夫妻は馬車に乗れない? 来年のエリザベス女王誕生日は待遇変わると専門家
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1952年に25歳で即位し、来年で在位70周年(プラチナ・ジュビリー)を迎えるエリザベス女王。2022年の6月2日から5日は特別祭日に指定され、国を挙げて祝うことが決まっている。先日の報道によると、女王は公式誕生日を祝う恒例行事「トゥルーピング・ザ・カラー」にヘンリー王子とメーガン妃を招待したというが、ここにも“王室引退”の余波があるという。
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宮殿へ向かうパレードにヘンリー王子夫妻の姿はないと専門家
エリザベス女王の公式誕生日を祝うパレード「トゥルーピング・ザ・カラー」。コロナ禍の影響を受けた今年は昨年に続き規模が縮小されたが、本来は1000人超の近衛兵や約200頭の馬、400人の音楽隊がバッキンガム宮殿前を行進するという大規模なものだ。70周年を迎える来年は盛大なものになる予定で、女王がヘンリー王子とメーガン妃を招待したという報道も注目を集めた。
王室専門家のマレーネ・ケーニヒ氏は英大衆紙「デイリー・スター」に対し、来年の「トゥルーピング・ザ・カラー」におけるヘンリー王子夫妻の“待遇”についてコメント。2人が最後に出席した2019年と比べ、ある部分で“扱いが変わる”可能性があるという。
それはバッキンガム宮殿に向かうロイヤルファミリーの馬車パレード。同氏はヘンリー王子夫妻が正式な王室メンバーではなくなったことから「馬車には乗らないと思います」と述べ、2人が王室の華やかなパレードから外れると予想した。
しかし馬車が宮殿に到着した後、バルコニーには「立つ可能性がある」と予想。「子どもたちを(英国に)連れ帰れば良いのではないでしょうか」と述べ、長男アーチーくんと長女リリベットちゃんをバルコニーでお披露目すれば、最近は離れるばかりだった王室や英国民と夫妻の距離を2人が取り持つだろうとの考えを示した。
ただし、メーガン妃は昨年3月の“王室引退”から英国の土を踏んでおらず、暴露インタビューでは痛烈な王室批判を展開。キャサリン妃との“公平な扱い”にもこだわっているという。米国で王室批判されるのも困るが、帰って来たら来たでこの問題。王室関係者にとって頭痛の種はなくなりそうもない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)