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ヘンリー王子発言にまた矛盾か メーガン妃制作アニメの交渉は“王室引退”前からと報道
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先日発表されたメーガン妃制作のアニメシリーズ「Pearl(仮題)」。英大物ミュージシャン、エルトン・ジョンの配偶者とタッグを組んだこの作品について、英メディアは「主人公のモデルは妃自身では?」と報じた。一方で米メディアはその“売り込み時期”に注目しているようだ。米ニュースサイトは、作品に取り組み始めた時期が“王室引退”前の2018年だったと報じ、さらに3月放送のインタビューでヘンリー王子が発言した内容と矛盾が生じている可能性を暗に指摘した。
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元は王室時代の妃が取り組んでいた単発プロジェクト?
昨年9月、米動画配信大手ネットフリックスとの契約が報じられたヘンリー王子夫妻。それから約10か月、ヘンリー王子が支援する「インビクタス・ゲーム」のドキュメンタリーに続いて制作が発表されたのは、メーガン妃が手がけるアニメシリーズだった。
「ネットフリックス側がそろそろしびれを切らすのでは」との報道も出始めていただけに、満を持しての発表だったようにみえる。だが米ニュースサイト「ページ・シックス」によると、このアニメシリーズは“王室引退”で英国を離れる以前、2018年からネットフリックスと積極的に話し合っていたものだと報じた。
ソースは明かされていないが、元は2018年に出版したチャリティクックブックや英国版「ヴォーグ」のゲスト編集と同様に、王室時代の妃が取り組んでいた単発プロジェクトだったとみられているという。
そこで気になるのは、3月放送のインタビュー番組におけるヘンリー王子の発言だ。実のところ「ページ・シックス」の記事には、「ハリー(ヘンリー王子)の主張にもかかわらず、メーガン(妃)・マークルはメグジット(王室引退)前からネットフリックスに売り込んでいた」と、英タブロイドメディアのようなタイトルが付けられている。
インタビュー番組で王子は、ネットフリックスとの契約は警備費の捻出が主な目的であり、それまではまったく考えていなかったことを明らかにしている。そこで同サイトは、明確な記述はしていないながらも、発言に矛盾が生じている可能性を意識しているようだ。王子夫妻側にコメントを求めたが、現在までに返事は得られていないとも報じている。
(Hint-Pot編集部)