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ウイリアム王子夫妻 “未来の国王”ジョージ王子に「いつか伝えるべきこと」とは 専門家が指摘
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ウイリアム王子夫妻の長男ジョージ王子は先日、サッカー「UEFAユーロ2020(欧州選手権)」を両親と観戦。成長が見えるその姿から、ファンは“未来の英国王”に対する期待を大きくした。しかし、王室という“守られた環境”にいる王子が今後、ロイヤルとしての素養を身につけながら、何事もなく国王への道を歩むことができるかは気になるところ。そこで王室専門家は英誌に対し、王子の教育において王子夫妻が今後求められるであろうことを語った。
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ウイリアム王子夫妻はジョージ王子に伝えるべきことがあるという
今月22日に8歳の誕生日を迎えるジョージ王子。昨年までのバースデーフォトや公務で見せた姿などはファンに健やかな成長ぶりを感じさせ、同時に“未来の英国王”としての期待を抱かせてきたことだろう。
英雑誌「OK!」が掲載した記事によると、王室作家のダンカン・ラーコム氏は王子の成長について言及。元気いっぱいで天真爛漫に育ってきた王子は、ウイリアム王子夫妻がその成長を維持することができる限り「最高の教育環境」にいるとし、今後も一般家庭の子弟が抱くような悩みやストレスとは無縁で過ごすことができるだろうと私見を語った。
もちろん、英王室と一般家庭の間では教育環境に雲泥の差がある。金銭をはじめとする環境的な不自由もなく、あらゆることから“守られた環境”にいることは事実だ。
一方で同氏は、ジョージ王子の生活環境を「goldfish bowl(金魚鉢)」という言葉で表現。この言葉は「プライバシーが保てない状態」を指し、王室メンバーを語る際によく用いられる。ウイリアム王子夫妻はそうした“特異な状況”がジョージ王子に悪影響をもたらさないよう心を砕いているとした上で、今後夫妻に求められるであろうことを指摘した。
「彼ら(ウイリアム王子とキャサリン妃)はジョージ王子に“極めて特別な環境で生まれた”ということを伝えなければならないでしょう。正気を失って、心を病んでしまわないように。というのも家族内にはそうしたメンバーがいましたから」
それでも、同氏は間もなく8歳を迎えるジョージ王子の成長ぶりについて「ケイト(キャサリン妃)とウイリアム(王子)が私たちに見せたい姿そのものになっている」と称賛。夫妻の教育は順調であるとの見方も示した。
また複数の英メディアは先日、ウイリアム王子夫妻がジョージ王子を英バークシャー州の寄宿学校に入学させることを検討していると報道。もしそうなれば、王子は親元を離れて他の子どもたちと共同生活を送ることになる。
どうか“未来の英国王”が道を踏み外さないように……と祈ってしまうのがファン心理というものだろう。こうした報道を見る限り、そう祈っているのは他ならぬウイリアム王子夫妻であり、確かな教育方針で王子を懸命に育てている状況が感じられる。
(Hint-Pot編集部)