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ウイリアム王子とヘンリー王子の違い 「従った・従わなかった」王室の伝統とは?
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ウイリアム王子は2011年4月29日にキャサリン妃と、ヘンリー王子は2018年5月19日にメーガン妃と盛大なロイヤルウェディングを行い、さらにお互いがベストマン(付き添い人)を務め合った。だが現在は不仲が報じられ、ヘンリー王子の発言内容からするとロイヤルファミリーとしての生き方に対する見解も大きく異なっている。王室メンバーとしての生き方で正反対の道を歩む兄弟だが、結婚にまつわるある点についてはヘンリー王子が伝統に従っているという。
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ウイリアム王子はジュエリーを「1度も着けたことがない」
ヘンリー王子は7月にダイアナ元妃銅像の除幕式に出席した際、左手の結婚指輪を触っている姿が写真に収められた。それまでにも何度か見られていたこの仕草について、英大衆紙「ザ・サン」は当時、ボディランゲージ専門家の見解として“内心の緊張”を表す明らかなサインだと報じていた。
そして英大衆紙「デイリー・ミラー」は先日、「ロイヤルウェディングには多くの共通点があるが、一方が従い、一方が従っていない伝統がある」としてある事実に再注目した。それは結婚指輪を着けること。同紙によると、ウイリアム王子が結婚指輪を着けないことは、ロイヤルウェディング直前から明かされていた事実だったという。
当時、王室情報筋は王子がジュエリーを好まないタイプだと明言。「1度も着けたことがありません。身に着けないと決めたのです。すべては個人的な好みの問題です」と証言していた。また、妻のキャサリン妃は王子の“着けない”決定を支持しているといわれているそうだ。
妃は結婚指輪とダイアナ元妃の遺品であるサファイアの婚約指輪を着けている。ロンドンのジュエラー「ウォルツスキー」が手がけたこの結婚指輪には、ウェールズ地方で採掘されるウェルシュゴールドが用いられている。英王室の新婦にウェルシュゴールド100%の指輪を贈る伝統は1923年から始まったという。
ヘンリー王子の結婚指輪はプラチナ製で、王室御用達のジュエラー「クリーブ・アンド・カンパニー」が手がけたもの。メーガン妃も同じだが、素材はキャサリン妃と同じウェルシュゴールドだ。妃はそれを、ダイアナ元妃の遺品から作られた婚約指輪と一緒に着けている。
(Hint-Pot編集部)