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“飛び込み王子”が選手村生活を公開 段ボールベッドの頑丈さや日本土産に大反響
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熱戦が展開されている東京五輪。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手や、ちょっとほっこりするネタをお届けします。今回は、男子シンクロ高飛び込みで金メダルを獲得したトーマス・デーリー選手(英国)。選手村内の様子を自身のYouTubeチャンネル「Tom Daley」で配信し、投稿から1週間足らずで160万回以上再生されています。
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トイレやベッドに興味津々 自慢のコレクションに“芸者姿”を追加
4度目の五輪で自身初の金メダルを手にしたデーリー選手。ペアを組んだマティ・リー選手との一糸乱れぬ演技で、2004年以降連覇を続けていた中国を制し栄冠を手にしました。
ピンと張り詰めた演技とは一転。自身のYouTubeチャンネルで「五輪選手村ツアー」と題して配信した映像では、リラックスした表情が満載です。バルコニーからレインボーブリッジが望める選手村内の自室を映した場面では、持ち込んだコーヒーやお茶、ゲーム機器などをうれしそうに見せています。また、段ボール製のベッドの上で「頑丈で壊れない」とはねて見せたりするなど、ユーモアあふれる一面も覗かせました。
選手村内にある食堂に向かう途中では、施設内で往来しているバスを撮影。「あれは自動運転のバス。選手村のあちこちに連れて行ってくれて、自動で停車する。クレイジーだよ」とはしゃぐなど、最先端技術を駆使した施設に目を輝かせていました。
終盤には、施設内にある公式ショップで購入したお土産を公開。大会マスコット「ミライトワ」のTシャツや「ソメイティ」のぬいぐるみ、そして切手などを購入したようです。歴代の五輪記念切手を収集しているというデーリー選手は、“芸者”と“侍”に扮した自身の写真をプリントした新しいコレクションをうれしそうに見せていました。
コロナ禍の五輪開催では、感染拡大防止策として食堂のテーブル一席一席にパーテーションが設けられ、PCR検査が徹底されるなど、落ち着かない部分が多いようです。しかし、デーリー選手は「クールな選手村で過ごすことができてうれしい」と締めくくっています。
動画が公開されると、すぐに大反響に。「素晴らしいツアーだ。選手村は広いね」「東京はコロナ禍の五輪で最善を尽くしてくれている」などのコメントが寄せられました。
8月6日(金)には、男子高飛び込みの予選を控えるデーリー選手。ペアに続いて2冠を達成できるか、期待が高まります。
(Hint-Pot編集部)