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ヘンリー王子夫妻の非公式伝記に“1年分”追加 ダイアナ元妃の命日に加筆改訂版発売へ
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“王室引退”直後の昨年8月、メーガン妃の“チアリーダー”と呼ばれる擁護派ジャーナリスト、オミッド・スコビー氏が、米国人ジャーナリストであるキャロリン・ドゥランド氏との共著として出版した「Finding Freedom(日本語版「自由を求めて ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る」扶桑社刊)」。その加筆改訂版(英語版)が8月31日(火)、ダイアナ元妃の命日に発売されることが明らかになった。
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昨夏の流産や今年3月に放送された暴露インタビューの舞台裏も
「Finding Freedom」の初版が出版されたのは昨年の8月11日。2人が出会った2016年から世界に衝撃を与えた“王室引退”の2020年前半までを綴って世界の話題をさらった。今回の加筆改訂版では“王室引退”で“フリーダム(自由)”になってからもメディアの注目を集め続けた激動の1年が追加される。
本書を出版するハーパー・コリンズ社のウェブサイトによると、加筆改訂版には米国移住と昨年11月に妃が米紙「ニューヨーク・タイムズ」に発表した手記で明らかにされた昨夏の流産、今年3月に放送された暴露インタビューの舞台裏や、フィリップ殿下の訃報に接した王子夫妻の傷心などが綴られているという。
さらには「米国で関わった慈善活動やビジネス、そして(夫妻が立ち上げた慈善団体)アーチウェルの将来」なども網羅されおり、大きな話題になったネットフリックスやスポティファイとの契約にも踏み込んだ内容のようだ。
また発売日は8月31日。奇しくもヘンリー王子の母、ダイアナ元妃が1997年の仏パリで非業の死を遂げた命日だ。偶然とは考えにくい日付だけに、実際の内容に関する注目度はにわかに上昇している。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)