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「ニホンダイスキー!」 コンビニおにぎりと格闘した海外記者 助言の成果を披露し15万人祝福
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連日熱戦が繰り広げられている東京五輪。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回はコンビニおにぎりを開封するのに助けを求めて話題になった、来日中の海外記者について。このほど、ついにきれいな開封に成功したようです。
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コンビニおにぎりの開封を「アップデート」
行動制限がある中でも、東京五輪を取材するために来日した各国メディア関係者はさまざまな形で日本文化に触れています。中でも元スピードスケートのオリンピアンで、現在はカナダ公共放送局CBCのリポーターを務めるアナスタシア・バクシスさんのツイッター投稿は、大きな注目を集めました。
それは27日に「助けてください」と日本語のメッセージを添えて投稿された、コンビニおにぎりの開封に挑戦する動画。真剣な表情を浮かべ開封に挑んだものの、悪戦苦闘の末、海苔が破れてしまう結果に。この投稿は30日時点で、7.8万件もの“いいね”が集まっています。またリプライ(返信)欄には、開封の仕方が分かりやすく解説された動画やイラスト、「頑張って」の声などが、数多く寄せられました。
それから2日後、バクシスさんは「アップデート:ずっと上手にできています」という英語のメッセージに続けて、日本語で「日本の素晴らしい人々に感謝します。あなたは私を助けてくれました」と添え再チャレンジする様子を投稿しました。
「さあ、もう一度挑戦してみるわ!」と宣言すると、バクシスさんは前回よりも軽快な手つきで包装を解き、きれいに開封。今回は海苔もまったく破れていません。そして、「ニホンダイスキー! オイシイ~!」と喜びの声を上げて、おにぎりをパクリ。前回届いた多くの人たちからのアドバイスが生かされたようです。
動画を見た日本人からは「超キュンですけど」「良かった。せっかく日本に来たのだからごはんも楽しんでほしい」「笑顔の報告にほっこりしまくりです」「きれいに開けられててスゴイ!」「こっちもうれしくなるね」といった心温まるコメントが寄せられました。さらに15万件を超える“いいね”が集まっています。
SNSでの交流を通じて、より充実した形となったバクシスさんの日本滞在。残りの大会期間中も楽しく過ごしてほしいですね。
(Hint-Pot編集部)