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海外記者のハートを掴んだ日本独自の文化 飲食店で感心した理由とは 「すごくクール!」
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連日熱戦が繰り広げられている東京五輪。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は、来日中の海外記者が驚いた、飲食店の軒先に飾られている食品サンプルについて。日本の技術に称賛の声が寄せられています。
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食品サンプルがあれば「指差すだけ!」 日本の技術に感嘆「どれもおいしそう!」
東京五輪を取材するために来日している米スポーツ専門局「NBCスポーツ」のトッド・ハリス記者が、インスタグラムで驚きの声を上げました。
「日本人は食品をプラスチックでディスプレイする技術を完成させました。これで注文がとても簡単です! 指差すだけです!」
ハリス記者はこんな文章とともに、食品サンプルが飾られたショーケースの写真を3枚投稿。1枚目はピザやパスタにハム、2枚目には牛タンやおでんの定食、そして3枚目にはステーキやハンバーグなどが写っています。すべて日本人にはなじみ深い食品サンプルとは言え、改めて見てみると本物そっくり。海外記者が驚くのも無理はありません。
食品サンプルは、大正末期から昭和初期の発明とされている日本独自の文化。米国などでは、まず見ることがないのです。
海外旅行中にレストランで食事をしようとした際、外国語のメニューが分からず、食べたいものを注文できなかったという経験をした人は少なくないでしょう。そんな時に日本の食品サンプルがあれば、どんなにありがたかったか……。ハリス記者の投稿を見ると、そう思ってしまいますよね。
コメント欄には「すごくクール! すべておいしそう!」「どれだけ展示品を料理に似せるのがうまいのか!!」「東京の食べ物が大好き。オイシイ!」などと海外からのコメントが付いています。また、日本人からはハリス記者に感謝する声も。
五輪で来日した海外選手や記者は、限られた行動範囲の中でも日本独自の文化に触れ、感動や驚きを日々感じているようです。
(Hint-Pot編集部)