どうぶつ
横たわる“靴下ねこ”の隣には…偶然の一枚に5万人ほっこり 「白ねこになりそう」
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夫がラグの上に脱ぎ捨てた靴下。いつもなら「洗濯機に入れてよ」と目が三角になるところですが、洗濯物のそばに愛猫が横たわっていたことから状況が一変。飼い主のもず串(@mtstmk)さんがユーモアあふれる一言を添えて投稿した“現場写真”に、5万件を超える“いいね”が集まっています。驚きの反響についてもず串さんに話を聞きました。
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怒りが一転、笑いに ねこのアシストで雷回避
リビングで横たわっているのは、人間が大好きな「もず」くん。飼い主さんが里親サイトをチェックしていたところ、「ビビッときた」ことがきっかけで約4年前にやってきました。
もずくんは元々野良ねこで、しかもねこが苦手。譲渡会ではかさぶただらけの状態で、会の最中は鳴き続けていたそうです。お迎えしてからは、怯え切ったもずくんに心を開いてもらえるよう、精一杯大切に育ててきた飼い主さん。6歳を迎えた今は、ベッドの上で寝転んだり陽だまりでうとうとしたり、リラックスした姿も見せてくれるようになりました。
話題の写真が撮影されたのは、帰宅した夫がリビングにあるラグの上に黒い靴下を脱ぎ散らしたある夏の日。普段なら「散らかした靴下はイラッとします」と語る飼い主さんですが、今回は雷を落とすことはなかったそう。
それというのも、靴下の横にもずくんが“散らかった”から。もずくんはいわゆる“靴下ねこ”で、体は黒いのですが後ろの両足は膝下から白く、まるでソックスを履いたような模様をしています。
そんなもずくんが散乱した靴下の傍らに寝そべると、まるで靴下を脱いだのはもずくんのように見えたのだとか。飼い主さんは「思わず笑ってしまいました」と振り返ります。この時の様子を「猫がくつ下脱いだみたいだ」と一言添えてツイートしたところ、瞬く間に話題となりました。
1週間ほどの間に5.4万件以上の“いいね”を記録した他、「居酒屋で引っかけすぎて、玄関で寝てる親父みたいですね」「全部脱いだら白ねこになりそうw」など、たくさんの感想が寄せられています。
飼い主さんは「こんなにたくさんの方に届くとはつゆ知らず。夫が脱ぎ捨てた靴下を投稿してしまい……。お目汚し失礼しました」と驚いています。
センスあふれる写真を激写した飼い主さんは本業の傍ら、ねこをモチーフにしたグッズを手がけています。シールやアクセサリーなどのグッズは、創作物の総合マーケット「BOOTH(ブース)」内に設けた専用ページで販売しているそう。売り上げの20%は、もずくんを保護した譲渡団体「ネスタ猫の会」(練馬区、杉並区、世田谷区地域で活動)などに寄付しています。
(Hint-Pot編集部)