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「ハリー王子」役を受けた理由とは? 物議醸す米の英王室風刺アニメ 気になる声優陣

著者:Hint-Pot編集部

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オーランド・ブルーム【写真:Getty Images】
オーランド・ブルーム【写真:Getty Images】

 7月末から配信が開始され、早速物議を醸している米ケーブルテレビ局の動画配信サービスHBO Maxが制作するアニメ「The Prince」。英王室をモデルにしたフィクション作品はこれまでにも存在するが、本作では“不遜”な内容に加え、7歳の「ジョージ王子」を主人公にしていることが特に大きな反発を招いている。一方、声優として出演する俳優陣にも再注目が。ヘンリー王子の友人であるオーランド・ブルームが「ハリー王子(ヘンリー王子の愛称)」役を演じる他、人気映画やドラマでおなじみの英俳優たちが名を連ねている。だがブルームは先に、本作への出演に若干の躊躇があったことを明かしていた。

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「ジョージ王子はこうした風刺に対応できない」など批判の声も

 アニメ「The Prince」は、現地時間7月29日にHBO Maxで12エピソードの配信が開始された。本来は今春の配信予定だったが、フィリップ殿下逝去を受けて延期されていた。

 リリースに先立ち予告編が公開されると、王室専門家や批評家らが反発。中でもウイリアム王子とキャサリン妃の長男「ジョージ王子」を主人公に据え、さらにかなりいびつな性格として描いていることに対し批判の声が上がっている。

 例えば、テレビ評論家のキャサリン・シン氏。英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、「ジョージ(王子)はまだ子どもで、こうした風刺に対応できないということを頭に入れておくべきです」と強く注意を促している。

 一方、本作のプロデューサーで自ら「ジョージ王子」を演じているゲイリー・ジャネッティ氏は、「すべては愛情を込めて作られている」と述べ、パロディとして受け入れるよう求めている。

 ちなみにジャネッティ氏のインスタグラムアカウントは、さながら“熱心すぎるロイヤルウォッチャー”。数年前からジョージ王子を中心とした英王室に関する投稿であふれており、コメントの内容はさておき、ジョージ王子に相当“夢中”であることが分かる。

オーランド・ブルームの背中を押したケイティ・ペリー

 作品が物議を醸す中、制作発表当時に話題を呼んでいた声優陣にも再注目が集まっている。その筆頭は何と言っても「ハリー王子」役の英俳優オーランド・ブルーム。米歌手ケイティ・ペリーと結婚したブルームは現在、米国でヘンリー王子とメーガン妃の“ご近所さん”だ。王子は今年5月に出演したポッドキャスト番組で、パパラッチ対策などの情報交換をする仲だと明かしていた。

 そんなブルームがなぜこの役を受けていたのか? 2020年に米紙「ハリウッド・レポーター」が掲載したインタビュー記事によると、母国のルーツを誇りに思っていることなどからやはり出演には躊躇があったという。

 だが、ジャネッティのインスタグラム投稿については「信じられないほど面白く、王室についてとても愛情深くてウィットに富んだコメントをしている」と述べ、加えて妻ケイティが「あなたはこれに出演しないと。これはすごいわ」と作品を高く評価したことで背中を押されたと明かしている。