海外ニュース
キャサリン妃は「神からの贈り物」 驚くべき経済効果に評価もそれを凌ぐ米国人セレブとは
公開日: / 更新日:
英国では、キャサリン妃やメーガン妃が身に着けたファッションアイテムは即完売してしまうことで有名。その現象は“ケイト(キャサリン妃)効果”、“メーガン効果”と呼ばれ、絶大な影響力を誇っている。そんな2人の影響力は世界的セレブたちと比較するといかほどなのだろうか。英大衆紙が2人の妃を含む10人のセレブリティたちが着用した“即完アイテム”と、完売までにかかった時間を分析し注目を集めている。
◇ ◇ ◇
2人の妃と8人のセレブを比較 “メーガン効果”ももちろん絶大
公務やメディアへの露出が報じられる度に話題になる、キャサリン妃とメーガン妃のファッションアイテム。2人の影響力は絶大で、着用アイテムが飛ぶように売れることでおなじみだ。英大衆紙「ザ・サン」はこのほど、世界的セレブ8人とともにキャサリン妃とメーガン妃の“即完アイテム”を紹介。その経済効果を比較している。
同紙によると、キャサリン妃がもたらした“ケイト効果”の中で特筆すべきアイテムは、結婚前に着用していたものだという。それは2010年にウイリアム王子との婚約発表で披露した、英ブランド「イッサ ロンドン」のラップドレスだ。このドレスは、何と5分で完売したと伝えている。
「サン」紙でファッションエディターを務めるクレミー・フィールドセンド氏は、キャサリン妃について「優しく思いやりがあると評判で、ロイヤルとしての地位もある」とブランドに与える影響力を評価。そして、そんな妃はブランドにとって「神からの贈り物」であると表現した。
一方で、メーガン妃の“即完アイテム”となったのは、スコットランドの高級ブランド「ストラスベリー」のバッグだった。妃は2017年、ヘンリー王子とともに英ノッティンガムを訪問した際、ダークブラウンのミディトートバッグを披露。このバッグが完売までにかかった時間は、11分だったそうだ。
フィールドセンド氏は同ブランドのバッグが好調な売れ行きを見せた理由を、メーガン妃の境遇にあると分析。「メーガン(妃)は人生を好転させた普通の女性です。彼女は、誰もが自分のやりたいことを達成できると証明しました」と述べ、王族でありながらも一般消費者との親和性が高いと評した。
今回紹介された8人のセレブの中には唯一、キャサリン妃の驚くべき記録を抑えた者がいる。それは米タレントで実業家のキム・カーダシアンだ。発売前から大きな注目を集めていた、キムがプロデュースする補正下着ブランド「SKIMS(スキムス)」が販売した2020コレクションのシェイプウェアは、驚異の1分未満で完売したという。
ちなみに同紙は、ボリス・ジョンソン英首相の妻キャリー夫人が結婚式で披露したウェディングドレスも紹介。ギリシャ人デザイナーのクリストス・コスタレロス氏によってデザインされたこのドレスは、24時間で完売となった。
(Hint-Pot編集部)