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メーガン妃は政治家になるべきではない アンケートで英米両国の大多数が「NO」の結果に

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

メーガン妃【写真:Getty Images】
メーガン妃【写真:Getty Images】

 8月4日に記念すべき40回目の誕生日を迎えたメーガン妃。40歳を迎え、今後はかねてから噂されていた政界進出を急速に進めるともみられている。ところが、そんな妃の野望の前には高い壁が立ちはだかっているようだ。何とアンケート調査の結果、回答した米国人の80%が妃の政治家転身に「NO」を突き付けた。

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民意は反対も風向きが変わる可能性が

 オンラインの投票プラットフォーム「OnePulse」は7月29日、英米両国の1000人を対象に「サセックス公爵夫人(メーガン妃)は米政界に進出すべきか?」との設問でアンケートを実施。英大衆紙「デイリー・エクスプレス」は、このアンケートに対する両国の反応を紹介している。

 同紙によると、米国では回答者の80%が「NO」を選択。妃の政治家転身に異を唱えた。対する英国では、75%がメーガン妃の米政界進出に反対。ヘンリー王子夫妻それぞれの母国で、妃の政治家転身に対する拒絶反応の大きさが浮き彫りとなった。

 しかしながら、王室作家のリチャード・フィッツウィリアムズ氏は、こうしたアンケート結果が出ても「バラク・オバマ元大統領をはじめとする民主党の重鎮が支持を表明すれば、状況が変わる可能性があります」と話し、ヘンリー王子夫妻と親交があるとされるオバマ氏の力で“風向きを変えることができる”とみている。

 また同氏は「メーガン(妃)は英国での人気凋落を気にしていないでしょう。彼女が焦点を絞っているのは米国とそこからの国際的な土壌です」と付け加え、“メグジット”で離脱した英国はすでに妃の眼中にないとの見解を示した。

 一方、元英政治家で「エクスプレス」紙のコラムニストとして活躍するアン・ウィッデコム氏は、米国の回答者8割が否定的な意見という結果に「少々驚いた」と発言。「英国では“愚痴ばかり”とうんざりされてしまったメーガンですが、米国では多少の同情を集めていたと思っていました」と語り、妃が希望しているとされる政界進出への反対票が多いことを“意外”とした。

 しかし「メーガンは自己中心すぎます。政治家になるべきではないと思います」とも述べ、元政治家の立場から妃の政治家としての資質にはダメ出しをした。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)