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「頑張ってください」 日本人店主から心のこもった手紙と折り紙 オランダ選手が感謝綴る
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連日熱戦が繰り広げられ、8日には閉会式を迎える東京五輪。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は、オランダの陸上選手が感激した日本人の気遣いについて。ツイッターで公開した手紙と折り紙の“贈り物”が話題になっています。
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日本人は「この体験を最大限に生かそうとしている」
7月29日に1枚の写真を公開したのは、陸上オランダ代表のラウラ・デウィッテ選手。添えられた文面には、感激の気持ちがあふれています。
「ホテルの向かいにあるお店のオーナーが、私たちのためにメモを残してくれました。日本の人々はこの(五輪での)体験を最大限に生かそうとしていて、そしてこうしたことが今回の体験をとてもスペシャルにしてくれます」
写真に写っているのは、英文の手書きメッセージと折り紙で作られたチューリップや太陽、小さなオランダ国旗。手紙と折り紙の下には「セブン-イレブン」のロゴもあり、差出人はその店舗のオーナーと名乗っています。
英文のメッセージには、コロナ禍で東京五輪に参加するアスリートへの感謝や、多くの壁を乗り越えてきた選手への敬意に続いて、「私たちの店舗には中国やベトナム、ネパール、パキスタン、ウクライナのスタッフがいます。あなたたちは私たちのゲストであり、私たちのスタッフがここにいるのはあなたたちのお役に立つためです。心を込めてアスリートの皆さんをサポートします。頑張ってください」などと綴られています。
思いのこもった贈り物はデウィッテ選手の心を動かした様子。そしてリプライ欄には、この写真を投稿したデウィッテ選手に対しても、日本人から感謝の声が上がっていました。
(Hint-Pot編集部)