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漢字で「東京」の文字も 英“飛び込み王子”が五輪カーディガンを披露 「本当に才能豊か」
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1年遅れで開催された東京五輪も、明日でとうとう閉会式。最後の盛り上がりを見せています。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、SNSで反響を集めた話題からこの機会に知ってほしい選手やちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は男子シンクロ高飛び込み金メダリストのトーマス・デーリー選手(英国)。編み物ですっかりおなじみになったデーリー選手が、このほど“大作”を完成させました。
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数々のこだわりが詰まったホワイトカーディガンが完成
英国と日本国旗をあしらった手編みのメダルケースや、試合会場で編み物に熱中する姿が話題を呼んでいたデーリー選手。5日には、自身のインスタグラムアカウントに投稿した動画で“最新作”を披露しました。
デーリー選手が披露した最新作は、何とカーディガン。白を基調にした一着には、デーリー選手のこだわりがたくさん散りばめられています。
動画はまず、青空の下でカメラを覗き込んでいるデーリー選手のアップからスタート。立ち上がるとハーフパンツにカーディガンを羽織った姿です。カーディガンの右胸には漢字で「東京」の文字、そして右袖と左袖にはそれぞれ英国を表す「GBR」のアルファベットと同国国旗が。さらにくるりと向けた背中には英国選手団のブランド名である「TEAM GB」の文字とチームロゴ、そして五輪マークもデザインされています。
こうしたディテールもさることながら、袖や丈の長さもぴったりで実に見事な出来栄えです。投稿には、デーリー選手がこのカーディガンに寄せた思いが綴られていました。
「五輪カーディガン公開! 東京に来た時、この大会を思い出させてくれる何かを作りたいと思ったんだ。五輪期間中に『東京で作った』と言える何かをね! 背中に英国選手団のロゴ、両袖に国旗とGBRの文字、そして正面には『東京』と入れたよ! どうかな!?」
デーリー選手の新作が公開されると、1.9万件もの“いいね”が付くなど大きな話題に。またコメント欄には、「最高」「本当に才能豊か」「何年も編み物をしてるけど、こんなの作れない」「冬季五輪のチームユニフォームにすべき」「このカーディガン、何て素敵なの」など、称賛の声が殺到しました。
金メダルを獲得した一糸乱れぬパフォーマンスだけでなく、今回の新作を含めたデーリー選手の編み物作品はまさしく東京五輪におけるハイライトと言えそうですね。
(Hint-Pot編集部)