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ヘンリー王子は米国移住を後悔する? 学生時代に貼っていたポスターのモデルが警告
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ヘンリー王子夫妻が移住した米カリフォルニア州。その最大都市ロサンゼルスは、ハリウッドのお膝元で米ショービズの中心地だ。しかし、街の人間は外見ばかりを気にする“自己中心的な人間”ばかり……と、同州出身で現英ロンドン在住の有名モデルは主張。ヘンリー王子もそのうちに「英国が懐かしくて仕方がなくなる」と予言した。実はこの女性、アンドリュー王子との親交やヘンリー王子が学生時代にファンだったことなど、王室と“縁”があることでも知られている。
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ロサンゼルスは見た目重視の「ソウルレス」な街であると主張
これまで世界の雑誌350以上で表紙を飾ったスーパーモデルであり俳優、リアリティスター、そして実業家として知られるカプリス・ブーレ。出身はカリフォルニア州だが、20代前半で英国に拠点を移した。
英国では20年ほど前にロックスターのロッド・スチュワートと交際していたことや、その当時にエリザベス女王の次男アンドリュー王子も“ご執心”だったこと、さらにはヘンリー王子がイートン校時代に寮の自室に貼っていたポスターの人物としても有名だ。ちなみに昨年に英大衆紙が報道した“アンドリュー王子がバッキンガム宮殿でエリザベス女王の玉座に座らせた女性”でもある。
英雑誌「OK!」が掲載した記事によると、ブーレは2年間ほど経験したロサンゼルス暮らしを踏まえ、ヘンリー王子が将来的に“英国を恋しがる”と主張した。王子一家が暮らすサンタバーバラ郡モンテシトはロサンゼルスから車で1時間半ほどの距離だが、喧騒から逃れたセレブたちが邸宅をかまえる郊外の高級住宅街であり、実質上は“都市圏”だ。
ブーレはまず「ロサンゼルスのライフスタイルも素晴らしいが、英国とは非常に異なります」と発言。そして英国時代のヘンリー王子は伝統や歴史に囲まれて「特権生活を送り、お城に住んで、欲しいものは誰かが何でも揃えてくれて、しかも堅固に守られていました」と語り、米国の開放的な西海岸、しかもパパラッチ天国とのギャップを指摘した。
さらに、ロサンゼルスが見た目重視の「ソウルレス」(魂のない)な街であると主張。移住してしばらくすれば「家族がいかに自分を愛してくれたか実感するはずです」と続けて、華やかな暮らしに飽きた時、祖母の女王をはじめ、父チャールズ皇太子や兄ウイリアム王子、義姉キャサリン妃の“愛“を懐かしむと主張した。
また米国移住後のヘンリー王子については「ロサンゼルスで彼が金儲けしたり注目される唯一の方法は、家族を裏切ること。それは、常に卑劣でおぞましいことです」とピシャリ。王子夫妻が“元ロイヤル”の看板で掴んだネットフリックスやスポティファイとの大型契約、そして現在の“ご近所さん”であるオプラ・ウィンフリーがホストを務めたインタビューといった一連の活動に対し、厳しい批判を浴びせていた。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)