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ヘンリー王子夫妻 オバマ元米大統領パーティーに招待されない理由 元報道官が指摘
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8月4日、区切りとなる40歳の誕生日にビデオメッセージを公開し、コロナ禍で失職した女性たちへの支援プロジェクトを呼びかけたメーガン妃。豪邸の一部で撮影されたことも話題になったが、プロジェクトに対する巷のリアクションが“薄い”とする報道もあった。また、バラク・オバマ元米大統領の誕生日パーティーには“招待されていない”という事実も明らかになっている。
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「2人はA級セレブであっても超A級ではない」
元米大統領のバラク・オバマ氏とメーガン妃の誕生日は同じ8月4日。複数の米メディアが掲載した記事によると、オバマ氏は現地時間7日、60歳の誕生日パーティーをマサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤード島に所有する豪邸で開催した。
コロナ禍のためソーシャルディスタンスに配慮できる野外パーティーだが、批判の声を受けて直前に規模を縮小したことも報じられていた。ちなみにこのパーティーは“撮影厳禁”だったが、数人のゲストが知らずにSNSで動画などを公開し、のちに削除する騒ぎにもなっている。
米雑誌「ピープル」によると当日のゲストは約200人。英大衆紙はそれ以上とも伝えている。複数の報道によると、その顔ぶれは米俳優トム・ハンクスとリタ・ウィルソン、米映画監督スティーブン・スピルバーグといったハリウッドセレブの他、王子夫妻を擁護している米CBSのジャーナリスト、ゲイル・キング氏など。キング氏の友人であり3月放送の暴露インタビューでホストを務めた米有名司会者オプラ・ウィンフリーは、翌日のブランチに参加したそうだ。
残念ながら招待されなかったヘンリー王子とメーガン妃。元英王室報道官ディッキー・アービター氏は英大衆紙「デイリー・エクスプレス」に対し、考えられるその理由をストレートに語っている。
同氏は「(ヘンリー王子夫妻が招待されなかったことに)まったく驚きませんでした。なぜなら、2人はA級セレブであっても超A級ではないからです。初めから招待リストに名を連ねるとは思っていませんでした」と語り、王子夫妻のステータスが米セレブ界で“最高峰に達していない”ことを指摘した。
一方「エクスプレス」紙は他の記事でも、匿名のハリウッドプロデューサーによるコメントを掲載している。この人物は「(メーガン妃の)誕生日メッセージに対する反響が小さかったことは驚きであり、失望を呼びました」と前置きしながらも、3月放送のインタビューなどで暴露や王室批判の露出が続いたことによる影響を指摘。英王室に憧れて夫妻を支持していたファンが「困惑し、少々(2人に)飽きてしまっています」と語り、米国での人気下降傾向を指摘した。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)