メーガン妃は40歳の誕生日迎えた4日、財団「アーチウェル」の公式ウェブサイトで「あなたの時間を40分間使って」と呼びかけるビデオメッセージを公開。コロナ禍で失業した女性たちを支援するプロジェクト「40×40」を発表した。このビデオの終盤にはいわゆる“NG集”もあり、窓の外で唐突にジャグリングをするヘンリー王子の姿が映ったことも話題に。しかし実のところ、当の王子本人は「変じゃないか」と尻込みをしていたことが明らかになった。

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「彼らは自分たちの生活を切り開いている」と絶賛も

　メーガン妃が久しぶりに発表したビデオメッセージには、米国人俳優でコメディアンのメリッサ・マッカーシーも出演。2人がそれぞれの自宅からビデオ通話するという設定のコメディタッチだったが、マッカーシーが英国の上流階級を模した服装に着替えるジョークには、王室評論家から批判の声も上がっていた。

　ヘンリー王子はこのビデオの最後、いわゆる“NG集”の部分に登場。窓の外でなぜかジャグリングをしているという笑いどころのシーンで、マッカーシーが本当に爆笑してしまうというものだ。多くの英メディアがこの出演シーンを報じ、SNS上では「Juggling Harry」と呼ぶ投稿などが多く見受けられた。

　だが、英大衆紙「デイリー・メール」が掲載した記事によると、マッカーシーは王子がこのシーンにやや尻込みしていたことを証言した。

　マッカーシーは先日、動画配信サービスHuluでスタートする番組「9 Perfect Strangers」のプロモーションで米メディア「アクセス・ハリウッド」のコンテンツに出演。「ハリー（ヘンリー王子の愛称）は『窓の外でジャグリングをしているなんて変じゃない？』と聞いてきた」と撮影の舞台裏を明かした。マッカーシーはそこで「500万回は観たくなるようなやみつきのおかしさだから大丈夫！」と檄を飛ばしたという。

　実際の映像を見ると、よくある“うっかり映り込んだ”状況を笑うシーンだが、確かに唐突ではある。この時の王子は黒いサングラスをかけているが、照れ隠しだったのだろうか。

　またマッカーシーは「彼ら（ヘンリー王子夫妻）はとてもスイートで面白い。人をインスパイアする存在だと思うわ。彼らは自分たちの生活を切り開いているの。彼らの子どもたちのためにも」と語り、王子夫妻を絶賛していた。

（イギリス・森昌利/Masatoshi Mori）