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ヘンリー王子長女の洗礼式 エリザベス女王に断るよう「圧力かかっている」と王室筋
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メーガン妃ヘンリー王子エリザベス女王森昌利ロイヤルファミリー
6月4日に無事誕生したヘンリー王子とメーガン妃の第2子リリベットちゃん。その洗礼式は生まれた直後から注目を集め続けているが、未だ発表はない。王位継承権を持つ王族にとって、洗礼は重要な儀式。そのため王子はリリベットちゃんの洗礼式を英国で行うことを希望しているそうだが、それが95歳のエリザベス女王にとって頭の痛い、新たな悩みの種になっているという。
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代々受け継ぐ洗礼用ガウンを着るため今秋開催が有力視されるが…
王室の子どもたちの多くは、エリザベス女王が首長を務めるイングランド国教会の洗礼を赤ちゃんのうちに受ける。そのため、米国で誕生したリリベットちゃんがいつどこで洗礼を受けるのかも大きな注目を集めてきた。一部報道では今秋に英国に戻り洗礼式を行う可能性があるという。
しかし、英大衆紙「デイリー・スター」が掲載した記事によると、エリザベス女王はリリベットちゃんの洗礼を拒否するよう王室内で「圧力をかけられている」という。これはある王室関係者が米誌「ライフ&スタイル」に証言したものだが、一方のヘンリー王子は娘が英国外で洗礼を受けることを望んでいないとも主張している。
また「スター」紙は、王室専門家のガートルード・デイリー氏の解説も合わせて掲載。「私はリリベットがいつかは英国で洗礼を受けると予想しています。継承権の条件の1つに、プロテスタントでなければならないというものがあります。そして、君主になるためには、特に『イングランド国教会との交わり』が必要です」と語っている。
そして、もしも夫妻が王室で代々受け継がれている洗礼式用のガウンをリリベットちゃんに着せたいのであれば、「秋の帰国中でなければならないでしょう」と洗礼式開催時期の見通し理由も説明した。
エリザベス女王にリリベットちゃんの洗礼式を拒否するよう圧力がかかっているのは、ヘンリー王子夫妻による一連の暴露と王室批判の影響があることは間違いないだろう。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)