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ヘンリー王子が年末帰国と英紙報道 エリザベス女王との再会に“取材班”が同行か
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今年は4月のフィリップ殿下葬儀と7月のダイアナ元妃銅像除幕式で2度の英国帰国を果たしたヘンリー王子。さらに英大衆紙は先日、年末に3度目の帰国を予定していると報じた。そこで最愛の祖母であるエリザベス女王と対面するとのことだが、“招かれざる客”が同行する可能性もあるという。
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年末に英国のノッティンガムシャーで週末を過ごす?
ヘンリー王子は4月、大型契約を交わした米配信大手ネットフリックスでの配信作品として、自身が立ち上げた傷病兵のスポーツ大会「インビクタス・ゲーム」に関するドキュメンタリーの制作を発表した。大会に出場するアスリートたちを追った内容で、現在はその制作に入っているとみられている
英大衆紙「デイリー・エクスプレス」が関係者の話として報じた内容によると、王子はこの年末に英国のイングランド中部に位置するノッティンガムシャーで週末を過ごし、「インビクタス・ゲーム」に関するプランを進める予定だという。さらに王子は、ドキュメンタリー制作のためメーガン妃と設立した制作会社「アーチウェル・プロダクション」の撮影チームも同行させる意向だそうだ。
そして、米カリフォルニアの自宅へ戻る前に最愛の祖母エリザベス女王を訪ねるという行程だというが、もちろん王子と女王の再会を撮影するかどうかは明確ではない。だが、女王を撮影することができれば話題作りとしても申し分なく、何より番組の格が上がるだろう。
一方で、この帰国にもメーガン妃とアーチーくん、リリベットちゃんが同行する予定はなく、また現在のところ兄のウイリアム王子と会うために時間を作るかは不明とも同紙は伝えている。険悪と伝えられる兄弟仲改善の兆しはやはり見えないようだ。
かつてはロイヤルファミリーの中でも女王の次に国民の人気を集めていた王子だが、“王室引退”や今年3月に放送された暴露インタビュー後は英国での人気凋落が著しい。そんな状況で、もしも同紙が今回報じたように女王をドキュメンタリーの“だしに使う”ような扱いをすれば、国民の憤まんがさらに吹き出ることは確実かもしれない。
(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)