動物・レジャー

へその緒が付いたまま保護されたねこ 先天性の病気乗り越え70グラムから5キロに成長

著者:Hint-Pot編集部

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左は保護直後、右は現在。「70グラムから5キロにまで成長し、面影がなくなったと思っていたのですが、この写真を並べると小さい時のままの表情でほっこりしました」と飼い主さん【写真提供:子猫ひろった(@iuLV9mOJbm5GKsv)さん】
左は保護直後、右は現在。「70グラムから5キロにまで成長し、面影がなくなったと思っていたのですが、この写真を並べると小さい時のままの表情でほっこりしました」と飼い主さん【写真提供:子猫ひろった(@iuLV9mOJbm5GKsv)さん】

 母ねこに育児放棄されていたところを保護された、茶トラの男の子「みーちゃん」。飼い主さんの献身的な介護のおかげで、先天的な障害とも上手に付き合いながら立派に成長しました。保護直後と現在を比較した写真は、Hint-Potのねこ専用ツイッターアカウント「にゃんこぽっと(@Nyanko_Pot)」が開催した「#にゃんこビフォーアフター選手権」で3位を受賞。そんなみーちゃんと飼い主さんのこれまでをご紹介します。飼い主の子猫ひろった(@iuLV9mOJbm5GKsv)さんに話を伺いました。

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「ミルクが飲めない、離乳食を食べない…」 大変だった子ねこ期

 みーちゃんが発見されたのは、勤務先の敷地内にある道路でした。産み落とされたばかりなのか、へその緒が付いたままの状態。母親と思われるねこが近くにいたため、飼い主さんはしばらく観察しましたが面倒を見る様子はなく、見かねて保護したといいます。

 保護当時のみーちゃんはたった70グラムしかなく、弱り切っていたそう。病弱でよく猫風邪をひき、ミルクを上手に飲むことができませんでした。それは、口の中と鼻の穴を隔てる部位「口蓋」に亀裂や穴が生じている先天的な病気「口蓋裂」が原因でした。

「ミルクが飲めない、離乳食を食べない、体重は増えない。しかも、顔によく傷ができて治らないことも多かったです。当時は顔を保護するため、カップラーメンの空き容器で手作りしたカラーを着けていました。フォロワーさんからは『どん兵衛みーちゃん』と呼ばれ評判は良かったのですが、実際の生活は大変。口蓋裂と診断をされる前はつらい日々でした」

 診断後も問題は山積。自力で水を飲めるようになるまで時間がかかり、それまでは毎日哺乳瓶で水を与えていたそう。1匹で留守番をさせられないため、外出もままならない日々が続きました。また、獣医さんからは「一生、流動食かもしれない」との診断も受けていたそうです。