海外ニュース

ヘンリー王子は「軽んじられている」と感じていた 結婚後に変化した理由を専門家が主張

著者:森 昌利

タグ: , , ,

ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】
ウイリアム王子とヘンリー王子【写真:AP】

 チャールズ皇太子とダイアナ元妃の次男として生まれたヘンリー王子。伝統と歴史に縛られないそのやんちゃな個性で、一時はエリザベス女王に次ぐ英王室の人気者だった。しかし、王位継承順位6位でありながらも王室の主要メンバーから“引退”し、数々の公務を離れ妻メーガン妃の故郷米カリフォルニアに移住した。妃との結婚から「王子が変わった」とする意見はいくつもあったが、今回は王室専門家がその根源にある「王子の思い」に言及して話題になっている。

 ◇ ◇ ◇

「自分が軽んじられている」という思いがあった?

 昨年の“王室引退”宣言から米国移住、今年に入ってからの度重なる王室批判など、メーガン妃の結婚から「ヘンリー王子が変わった」とする見方は絶えない。今回は広報コンサルタントで王室関連のコメンテーターとして知られるリチャード・フィッツウィリアムズ氏が、王子の変化をその内面から語った。

 英ウェブサイト「エンターテインメント・デイリー」が掲載した記事によると、同氏はまず「やんちゃなハリー(ヘンリー王子の愛称)、真面目なウイリアム(王子)」という2人の風評を語った。そして「(アフガニスタン派遣経験もあり)しっかりとした軍隊経験があるにもかかわらず、『自分が軽んじられている』という思いをハリーは抱いていたと言われています」と続け、ヘンリー王子のコンプレックスを指摘した。

 そのコンプレックスから逃れるために“おかしいのは王室にとらわれているウイリアムの方”という考え方に行き着いたとする見方だ。

 さらに、こうした結論に達したのは、米国人であるメーガン妃の影響があるとしている。同氏は「メーガン(妃)と結婚して、ハリーが変わったことは疑いのない事実です」と断言。結婚後にすかさず、英国の伝統や歴史、風習を無視するかのように“王室の近代化”を主張したとも報じられている強気の妃が、夫を王室の縛りから開放したということなのか。

 しかし英国民は、やんちゃで陽気だったヘンリー王子が母親の死をいつまでも嘆き、父親を非難し続ける暗い変貌に戸惑いを隠し切れずにいる。ちなみに、妃の実父トーマス・マークルさんは、8月上旬に出演した英ニュース専門局の番組で「彼女(メーガン妃)は(ヘンリー王子と出会って)変わってしまった。私の知っている娘じゃない。娘はもっと愛情深い人間だった」と述べていた。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)