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ボランティアの熱中症対策にカナダ人リポーター感動 驚きの声が上がったアイテムとは
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日本勢のメダルラッシュで盛り上がる、東京2020パラリンピック競技大会。「Hint-Pot スポーツSNS調査隊」では、注目が高まるスポーツ界からSNSで反響を集めた話題やこの機会に知ってほしい選手、ちょっとほっこりするネタなどをお届けします。今回は、大会ボランティアが活用していた熱中症対策アイテムについて。カナダ人リポーターが“かぶる日傘”に驚きの声を上げています。
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「涼しくて快適」 使用した人からは好評
カナダ公共放送CBCで五輪リポーターを務めるデビン・ハーロウ氏は、東京五輪・パラリンピック取材のため東京に長期滞在中。東京湾の夜景や種類豊富なコンビニ飯、街中に敷設された点字ブロックなど、東京の景色や日本の素晴らしさをSNSで発信して度々話題になっています。
強い日差しが照り付け、最高気温は33.8度になった8月30日。厳しい残暑が続く東京で取材を続けるハーロウ氏が感動したのは、ボランティアたちの熱中症対策アイテムでした。
「この素晴らしいボランティアたちは、#パラリンピックで私の一日を盛り上げてくれます」と自身のツイッターアカウントで紹介したのは、会場前の屋外で暑さ対策グッズを配る3人のスタッフ。手には冷感タオルが握られ、頭にはかぶるタイプの日傘をつけています。
この日傘は、2019年5月24日に小池都知事が記者会見で紹介し大きな話題に。直径は60センチ、重さは180グラムほどと軽量。遮光素材が使用されており、通気性も考えられているそう。内側のベルトで頭に固定して使用します。
当時は見た目のインパクトから賛否両論に。実際の使用者や見かけた人は「涼しくて快適! 日焼けしにくい」「後ろから何人か歩いてる分には意外となじんでて、ありに見えた」など、好評のようです。
実際に見かけたハーロウ氏も大絶賛。「彼らは40度の暑さの中、傘がついたヘッドギアと素晴らしい姿勢で冷感タオルを配っています」と綴っています。また、投稿は反響を呼び「ロックなボランティア! 親切な人たちだ!」「とっても素敵です!!」「今日見たよ!」など、称賛の声が寄せられました。
投稿の最後には「Arigato Gozaimasu!(アリガトウゴザイマス)」と、日本語で感謝を綴ったハーロウ氏。日本のおもてなしはしっかりと世界へ届いているようです。
(Hint-Pot編集部)