どうぶつ
忍び寄る恐怖に固まる柴犬 ホラー映画風の一場面に12万人爆笑「目がすべて物語ってる」
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人間顔負けの豊かな表情を見せた柴犬の動画が大きな話題になっています。その顔はまるで、恐怖で身動きが取れなくなるホラー映画の主人公のよう。柴犬が固まった原因とは……? 飼い主の柴桜 三朗太(@sabuchan105)さんに話を伺いました。
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小さく生まれたひまわりちゃん 重みを感じる背負いカゴが幸せの瞬間
恐怖におののく姿が話題になったのは、柴犬「ひまわり」ちゃん。5歳の女の子です。パパの「三朗」くん、ママの「桜」ちゃん、3年前にやって来た黒柴の「太郎」くんとともに、築150年の古民家で暮らしています。
ひまわりちゃんは生まれたばかりの頃、お乳を飲む力が弱く、飼い主さんの手でミルクを与えていたそう。そこで「ヒマワリのように、大きく元気に育ってほしい」と願いを込めて名付けました。
両親や飼い主さんから、たくさんの愛情を受けて育ったひまわりちゃんは、甘え上手なレディへと成長。基本的には4頭揃ってごはんやおやつ、散歩をするそうですが、ひまわりちゃんだけは飼い主さんの背負いカゴに乗って、畑についていくことがあるのだとか。心地よい揺れに身を任せ、飼い主さんをひとりじめできるこの瞬間が、ひまわりちゃんは大好きです。
「飼い主にとっては、一歩一歩肩にも腰にも負担がかかるためとてもきついです。でも、かわいいひまちゃんの成長を感じられるから背負っちゃうんですよね。ひまちゃんは生まれた時、とっても小さくてミルクで育ったため大きくなるか心配でした。だから背負う度に、『ここまで重たくなってよかった』と安心するんです」
少々重みはあるけれど、ひまわりちゃんが背負いカゴに入るのは、飼い主さんにとっても至福の瞬間のようです。ひまわりちゃんをちょっとした悲劇が襲います。
威嚇されたことがあり苦手な野良ねこ 背後から近寄られ…
畑に着いたひまわりちゃんは、飼い主さんがキュウリを収穫している間、背負いカゴの中で待機することに。すると、後ろから何やら不穏な気配が……。
後ろにいたのは、近所に住み着いている野良ねこでした。ひまわりちゃんは以前、そのねこに威嚇されたことがあり苦手なのだとか。振り向くことができず、目を見開いて固まってしまいました。
膠着状態が続き、野良ねこは満足したのかカゴにかけていた前足を離し、その場を離れようとします。気配が消え安心したひまわりちゃん。ほっとした様子で立ち上がり、カゴの後ろを確認しました。すると、まだ近くにいたねこも驚き、2匹ともビクッとのけぞってしまいました。
一部始終をとらえた動画は大きな話題になり、12.6万件もの“いいね”が。また、「ホラー映画のワンシーンみたいですね」「夏の終わりの納涼怪談」「目がすべてを物語ってるね」など、ひまわりちゃんの名リアクションにたくさんのコメントが寄せられています。
その後、ひまわりちゃんは飼い主さんから「ねこちゃんはいなくなったよ。大丈夫だから出ておいで」と声をかけられ、ようやくカゴから出てきたそう。そしてカゴには収穫したキュウリが入れられたため、帰り道はいつも通り歩いて帰ったそうです。
(Hint-Pot編集部)