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ヘンリー王子夫妻は「決断を後悔していない」と関係筋 非公式伝記の加筆部分に明記

公開日:  /  更新日:

著者:森 昌利

ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】
ヘンリー王子とメーガン妃【写真:Getty Images】

 昨年の“王室引退”からわずか4か月後に出版されたヘンリー王子夫妻の非公式伝記「Finding Freedom(日本語版「自由を求めて ハリーとメーガン 新しいロイヤルファミリーを作る」扶桑社刊)」。その加筆改訂版(英語版のみ)がダイアナ元妃の命日である8月31日、英米などでついに発売された。加筆内容は先にも報じられているが、今回はエピローグ部分が話題になっている。

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「ヘンリー王子と女王との再会」と「“王室引退”後の自己評価」が終章に

 ついに発売された加筆改訂版。その直前に米ライフスタイル誌「タウン・アンド・カントリー」などは、フィリップ殿下葬儀におけるヘンリー王子とエリザベス女王の再会、そして“王室引退”に対する夫妻の思いが綴られたエピローグについて報じていた。

 その内容によると、王子は殿下の葬儀後、従妹のユージェニー王女と夫ジャック・ブルックスバンク氏とともにほとんどの時間を過ごしたという。しかし、それでも女王との“特別な瞬間”を持つことができたそうだ。

 ある関係筋は著者のオミッド・スコビー氏とキャロリン・ドゥランド氏に対し「(暴露インタビューをはじめ)さまざまなことがあったにもかかわらず、彼(ヘンリー王子)は女王に対し、最大限の愛と尊敬を感じたといいます。そして、女王の義務と奉仕の人生が彼に感動を与えました」と話しているという。

 また、エピローグには “王室引退”に関する王子夫妻の思いとして、「近い複数の関係筋は2人が自分たちの決断を後悔していないと語っている」との記述も。さらに、メーガン妃が“王室引退”後に自身が成し遂げたことを誇りに思っている現状や、王子が経済的な自立を果たしたことに自信を深めていることなど、王子夫妻の“自己評価”も加筆されているそうだ。

(イギリス・森昌利/Masatoshi Mori)