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エドワード王子とソフィー妃の長女 祖母がエリザベス女王だと気付かなかった幼少時代
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このところ注目を集めているエリザベス女王の三男エドワード王子とソフィー妃夫妻。王子夫妻は女王と親密な関係で知られ、その長女ルイーズ・ウィンザーさんも“女王お気に入りの孫”と伝えられている。だが、幼い頃のルイーズさんは「おばあちゃんが女王」ということを友人に指摘されるまで気付かなかったそうだ。
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「ママ、みんながおばあちゃんは女王だって言っているのだけど」
エドワード王子とソフィー妃一家の住まいは、エリザベス女王が暮らすウィンザー城近くのバグショット・パーク。一家と女王の親密な関係は、定期的に顔を合わせていたことが大きいといわれている。このため、王子夫妻の長女ルイーズさんと長男ジェームズさんも子ども時代から女王と頻繁に接していた。
しかし、そうして“優しい祖母”と接する時間が長かったせいか、幼い頃のルイーズさんは“ある事実”に気付いていなかったという。それは「女王と祖母が同一人物であること」だ。ソフィー妃が数年前に英ニュース専門局スカイニュースで語った内容によると、ルイーズさんは学校で他の子どもたちに「あなたのおばあちゃんは女王」と指摘されたという。
「彼女(ルイーズさん)は帰宅すると、『ママ、みんながおばあちゃんは女王だって言っているのだけど』と聞いてきました。私が『そうよ』と答えると、彼女は『どういうことなのか意味が分からないわ』と言いました」
ルイーズさんたちと接する際の女王がいかに“普通のおばあちゃん”なのか、このエピソードからうかがうことができる。ちなみに女王は、バルモラル城で遭遇した観光客に「女王と会ったことはあるか」と聞かれ「いいえ。けど、この警官(脇にいた警護官)は会ったことがあります」と“一般人のフリ”で返したエピソードを持っている。
また、ルイーズさんの例は珍しくないようだ。エドワード王子も実のところ、「母親が女王」という事実を5、6歳までよく分かっていなかったという。また「いつ理解したのか必ずしも思い出せない」と語っている。
この「目の前の人物が実は女王だった」は、ロイヤルキッズ特有の通過儀礼といえるだろう。気付くまでの過程や気付いた時のリアクションには、各人の個性が表れているようだ。
(Hint-Pot編集部)