育児・家族

アイドルオタクの娘が手術後の父にかけた衝撃の一言 「家族愛伝わる」漫画に大反響

著者:Hint-Pot編集部

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漫画のワンシーン【画像提供:みたん(mitandays)さん】
漫画のワンシーン【画像提供:みたん(mitandays)さん】

 自分にとっては何気ない一言でも相手はずっと覚えていて、何年か経った時にふと「そういえばあの時さ~」なんて話になる。そんな経験がある人、少なくないのでは? 父にかけた12年前の一言を、今もずっと根に持たれているというエッセイ漫画が「家族愛を感じる!」と注目を集めています。作者のみたん(mitandays)さんに話を伺いました。

 ◇ ◇ ◇

「一気に目が覚めたんだ!」と今もプリプリするお父さん

 エピソードの主人公はみたんさんのお父さん。サッカーが大好きでいつも娘や孫たちを温かく見守っているお父さんですが、12年前に手術を受けた後、みたんさんにかけられた言葉が未だに忘れられないそうです。

 術後にお父さんがICUで目覚めると、目の前には手術中ずっと待っていてくれた妻とみたんさんの姿がありました。大きな手術を終えて家族がいてくれたことに、お父さんは安堵と感動を覚えます。しかし次の瞬間、みたんさんから衝撃の一言が。

「『嵐にしやがれ』が始まるからもう帰るね」

 もちろんこれは、手術が無事成功したことを知ったからこそ出た一言。また、看護師経験のあるみたんさんは、ICUで働くスタッフさんたちが忙しそうだったこともあり、「また明日来るね」と伝えたそうです。

 しかしお父さんは、「俺より……嵐か……」とがっくり。みたんさんが推しのアイドルを優先したと今でも根に持ち、一年に一度はその話を持ち出すのだとか。

「俺はあの時、『は!?』ってなって一気に目が覚めたんだ!」と漫画の中でプリプリする姿に、読者は大笑いしながらもほっこり。「てっきり泣ける“感動モノ”の話かと思ったら……」「父にも勝る嵐愛(笑)」「家族愛が伝わりました(笑)」といったコメントがたくさん寄せられています。

 また、同じく嵐ファンの読者からは、「私もコンサート1か月前に何としても出産を! と必死すぎて旦那に引かれました(笑)」などと共感の声が届きました。

「普段通りの会話で気を紛らわせてあげよう」という気持ちからの一言

 みたんさんに、今回の漫画についてのお話を伺ってみました。

Q. 今回のテーマで漫画を描いたきっかけは?
「じいじ(みたんさんの父)が手術の時に使ったストッキングを、まだ大事にとってあったということで話が盛り上がったんです。その時、『手術直後に嵐を優先してさっさと帰られた』と父からまた言われたので、『いっそ漫画のネタにしてあげたら本人も喜ぶかな?』と思って描きました(笑)」

Q. 当時のお父さんの反応を覚えていたら教えてください。
「もう12年前なので、反応は覚えてないですね……。『寒い』と言って震えてたのは覚えています。手術後によくある悪寒だったと思うのですが、そんな気分が不快の中、あの一言は申し訳なかったと思います。ただ、普段通りの会話をして『気を紛らわせてあげよう』という善意もちょっとはあったんですがね(笑)」

Q. 当時一緒にいたお母さんは、この時のことを振り返って何か話していましたか?
「『そんなこと言った~?』って感じです。1ミリも覚えていないと思います(笑)」

Q. 漫画の中で時々“じいじの最新情報”を更新されていますが、何かホットな“最新情報”はありますか?
「うちのリビングには“押したらじいじが2階から降りてくる”ボタンがあります。いわゆるワイヤレス呼び出しベルです。設置したきっかけは、父がテレワークで会議をしていた時に『コーヒー淹れたよー!』と母の叫ぶ声が入り込んでしまったことのようです。それ以降は、ごはんができた時などにボタンが押され、父の部屋で『ピンポーン』と鳴っています。本当にそのボタン押せば降りてくるので笑えます」

Q. 大きな反響を呼びましたが、心に残った読者からの感想などがあれば教えてください。
「特定のコメントではないですが、それはもう嵐ファンのお仲間から大反響をいただきまして……。ちょっと恥ずかしいけれど、“ジャニオタ時代”のことを今後描く予定でいます。そうしたら、さらに話が弾みそうですね」

 看護師や助産師を経て、今は2児のママとして専業主婦をしているみたんさん。描く漫画は育児中に起きた楽しいハプニングや妹さんの出産レポ、実家のご両親の話など、家族仲の良さが伝わるエピソードばかりです。インスタグラムやNAPBIZ公式ブログ「みたんブログ」でも読むことができますよ。

 読んだ後は、心がほんわかすること請け合い。「久しぶりに実家の親に電話をしようかな」「今日は家族にいつもより少し優しくしてみようかな」なんて思わせてくれる家族愛に満ちあふれています。

(Hint-Pot編集部)