おいしいごはんをもらっていても、やはりわんちゃんの目には人間の食事が“無視できない魅力的なもの”として映るようです。ツイッター上では現在、ヨーグルトの前で静かに佇む柴犬の写真が11.5万件もの“いいね”を集め、大きな話題になっています。飼い主さんに話を伺いました。

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スプーンを取って食卓に戻るとこの状況に

「スプーン取りに行って戻ったらこれ」というメッセージを添えて投稿された1枚の写真。椅子に座ってヨーグルトを前に「無」の表情を浮かべている柴犬は、2歳の男の子「しげるブラウン」くんです。飼い主さん宅では、しげるくんと呼ばれています。

　かっこいいお名前はその毛色から。きれいな小麦色が歌手の松崎しげるさんを連想させることから、飼い主さんが名付けたそうです。

　飼い主さんいわく、しげるくんは「人間のようないぬ」で、甘えん坊でもあります。今回撮影された写真は、そんなしげるくんの特徴がよく表れた一枚と言えそうです。

　ある朝のこと、飼い主さんはヨーグルトを食べようとテーブルに出しましたが、スプーンを忘れてしまいました。そして、スプーンを取って戻ると写真の状況に。この時のしげるくんは、飼い主さんの方を向くでもなく「前を見据えていました」とのことです。

「自分は決して食べられない」という運命を悟っているのか、それとも食べたい誘惑と自制心が頭の中で渦巻いているのか……無の表情とともに哀愁を漂わせる姿が何ともシュールです。ちなみに、朝食時だけでなく夕食時にも、先にこうして椅子に座って“スタンバイ”するそう。

　しげるくんの写真が公開されると、リプライ欄には「これは、僕の～って守っているのでしょうかね」「この表情はかわいすぎます」「精神統一して良い子で待ってた……ってやつ～ゥ？」「人間みたいで笑いました」「ヨーグルトを口に入れた時の妄想してそう」など、さまざまな反応が寄せられました。

　飼い主さんはツイッターを始めてまだ間もないそうですが、今回の一枚が話題になったことで「たくさんの方にしげるのことを知ってもらえてうれしいです！」と喜びを語ります。しげるくんがこれからどんなかわいい姿を見せてくれるのか、今後の投稿に期待ですね。

取材協力：しげるブラウン（@shigerubrown）さん

（Hint-Pot編集部）