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ヘンリー王子 大げさな身振りは封印 “成熟した形の悲しみ”見せた理由を専門家分析

著者:Hint-Pot編集部

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ヘンリー王子【写真:AP】
ヘンリー王子【写真:AP】

 現地時間1日夜、英誌が英ロンドンで開催したアワードイベントにリモートでサプライズ出演したヘンリー王子。近頃は英国内での人気下落が報じられ、さらに会場にはテレビ番組での発言をめぐってメーガン妃に“勝利宣言”した英司会者ピアーズ・モーガン氏も来場していた。そんな中で出演した王子について、ボディランゲージの専門家が分析している。

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「控えめに見える話しぶり」を使った意図とは?

 英ロンドンで開催された英雑誌「GQ」の「2021 British GQ Men of Year Awards」は、英国内のセレブリティや著名人の功績を称える年に1度のアワードイベント。ヘンリー王子はプレゼンターとして出演し、新型コロナワクチンを共同開発した英アストラゼネカ社とオックスフォード大学の開発チームに賞を授与した。

 英国内に向けた露出は久々とあって、英大衆紙「デイリー・ミラー」は王子の様子についてボディランゲージの専門家ジュディ・ジェームズ氏に分析を依頼。同氏は王子の外観が内面の気持ちを雄弁に物語っているとの考えを示した。

 王子はスピーチでワクチン普及の不均衡是正を訴え、接種を躊躇させるデマなどを批判。この時のやや控えめなボディランゲージは、「第一人者モードだったことを表していたように思えます」と述べ、「控えめに見える話しぶりを使うことにより、ここでの彼(ヘンリー王子)は注目を自身の言葉に向かわせていたように思います」と、その意図を推測した。

 また、「大げさな身振りのようなものや、特徴的なにこっとした笑みは見受けられませんでした」と指摘。「彼の社交的な笑みは口を閉じた状態で口元を上げるもので、彼がスピーチで挙げたポイントの真剣さにお墨付きを与えるものでした。また、頭を小さく左右に動かす動作には信頼できる様子と、目に見えて分かる燃えるような怒りよりもむしろ幾分成熟した形の悲しみを示唆しています」と分析した。

 この“成熟した形の悲しみ”はもちろん、スピーチで語られたワクチン普及の不均衡や摂取を躊躇させるデマに向けられたもの。また公開されている動画を見る限り、リアルタイムではなく録画映像と思われる。

 だが、この会場には、3月放送の暴露インタビューにおけるメーガン妃の主張を「信じない」と発言し、番組降板騒動に発展した英司会者ピアーズ・モーガン氏も来場。加えて英国でテレビやラジオを規制する機関「Ofcom」は同日午前、この発言があった英民放ITVの朝番組「グッド・モーニング・ブリテン」3月8日放送回について「放送コード違反なし」とする決定を発表していた。

 王子のサプライズ出演は、この決定やモーガン氏が来場前に放った“勝利宣言”を英メディアが一斉に報じた数時間後。普段よりさらに引き締まったモードで“成熟した形の悲しみ”を見せたが、出演のタイミング的にはやや微妙だったのかもしれない。

(Hint-Pot編集部)