どうぶつ
保護した子ねこを真似する先住おじさんねこ 海外からも大反響「赤ちゃん返りかわいい」
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子ねこに薬を飲ませるために用意したシリンジに風太くんが興味津々
一緒に暮らし始めて3年ほどですが、甘えん坊な風太くんはすっかり心を開き、どのさんのことが大好き。そんな平穏な日々に突然やってきたのがマルちゃんでした。
優しい風太くんはマルちゃんを受け入れつつも、どのさんが一生懸命子ねこのお世話をしていることに焦りを抱いたのかもしれません。子ねこだけが使っているとあるアイテムをうらやましがり、どのさんがそれを使おうとするとついて回るようになったそうです。
そのアイテムとは、マルちゃんにお薬を飲ませるため用意した、注射針が付いていないシリンジでした。風太くんがシリンジを使ってみたいとせがむ素振りを見せるため、どのさんはお水を入れて飲ませてあげることに。すると、風太くんは夢中になって飲み始めました。
その様子をツイッターに投稿したところ、何と9.8万件もの“いいね”が。また、リプライ(返信)欄には「真似っこねこ……赤ちゃん返り かわいい」「特別感て大事やねぇ~ねこも同じなんやねぇ~」「大人になったってお母さんに甘えたくなる時があるのがおねこ様なのです」など、国内外からたくさんのコメントが寄せられました。
マルちゃんがいなくなると…寂しさからか一時は食欲減退
風太くんがシリンジを使うきっかけになったマルちゃんは現在、別のお宅でトライアル中。どのさんの職場の方のおうちで、ひとまず1か月ほど預かってもらう予定なのだとか。
「とっても優しいご家族と大きなおうちでのびのびと遊んでいるそうです。ただそのご家族の方に軽い猫アレルギーの方がいるので、まずは1か月ということで、様子を見ることになりました。このままこのおうちにもらわれることを願うばかりです」
マルちゃんに対して少々やきもちを焼いていた風太くんですが、トライアルで送り出した途端、寂しさからか元気がなくなってしまったそう。
「風太がごはんを食べなくなってしまいました。エコーやレントゲンなどの検査をしましたが異常なし。吐き気止めの注射をしてもらい、胃薬を飲み続けていたら少しずつ食欲が出てきました。もしかして子ねこの面倒を見ていたストレスが来たのか? それとも急に子ねこがいなくなって心配したのか? どちらかは分かりませんが、急激な環境の変化を作ってしまい、風太には申し訳ない気持ちです」
風太くんも今ではすっかり元気なのでご心配なく。風太くんもマルちゃんも優しい飼い主さんのもと、充実した“猫生”を送っていってほしいですね。
(Hint-Pot編集部)